2012年09月27日
【乾物部活動報告】部員No.027 ピンちゃん さん(40代女性)
乾物部員No.27のピンちゃんです。
「普通の」乾物料理しか作ったことがないので、
「乾物料理読本」の車麩のステーキや高野豆腐の麻婆豆腐などを見てびっくり。
この機会に乾物の奥深さ、懐の広さを知りたいと思っています。
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1.手毬麩
お麩を使うのは初めてです。
今回は手軽だけど意外な使い方、クルトン代わりに使ってみました。
袋を開けると何だか懐かしい香り。
4歳の息子がめざとく見つけて「ボーロ食べる~!」と寄ってきました。
そう、ボーロも小麦粉を焼いただけの素朴なお菓子ですよね。
そしてアルミホイルに乗せてオーブントースターで焼いてる間に
サラダを作って、、わーーーっつ!焦げてる!!!
みごとに真っ黒になってしまいました。
泣く泣く処分して換気扇で煙を追い払い、気を取り直して2回目。
今度は成功!
元々うっすら焼け色がついているのでいい頃合をみつけるのは
難しいですが、きっとそのまま食べてもカリカリだから
それほど神経質にならなくてもいいと思います。
食べてみると本当にボーロのよう。
でも甘くないのでサラダのいいアクセントになりました。
2.車麩のしょうが焼き
これも初めての素材。
じつは車麩ってもっと大きいもの(直径15cmくらい)と
思っていたので、スーパーで見てその小ささにビックリ。
知らないことってまだまだ沢山ありますね。
勉強になりました。
ボールに水を張って戻して、さあ炊こう、と思ったら
煮汁に対して麩の少ないこと。
急遽、レシピの倍、袋の全量12枚を投入することに決定。
追加の分は戻りが浅かったかもしれませんが、
そのままでもじっくり炊けば使えるようなので気にしない、気にしない。
煮るのはフライパンを用いました。
たくさん並べられるのでよかったです。
そして片栗粉を適当につけて火にかけたフライパンへ。
いい感じの焼き色がつくまで意外と時間がかかりましたが
お皿に並べて食卓へ。
息子がしょうがとお醤油のの匂いに誘われて
「お肉ちょうだい!」と早くもがっつきました、、が。
あれ!?お肉じゃない???目を丸くしていました。
食感はちょうどもち麩のようでした。
もち麩は高いけどこれならリーズナブルに楽しめますね。
残った煮汁もいい味がでてるので高野豆腐を炊いたり、
青菜の煮浸しに使ったり、、いろいろ活用できそうです。
そして後日、残った煮汁と一緒に卵とじ。
しいたけをプラスして、三つ葉の代りにネギをななめ切り。
かなりなボリュームになりました。
炊きたてのごはんに乗せて。
お味はそのまま食べるなら大丈夫ですが丼では少し薄かったです。
お醤油を少し足せばよかったかな。
3.切干大根のなます
切干大根はお醤油で煮てばかりなので初めて生食に挑戦です。
まず水につけて戻し、レシピ本には更にゆでるとあります。
が、面倒なので粗く切ってそのまま調味料に投入!
調味料もボールなどには入れません。
ジップロックにいれて、どんどん材料を放り込みます。
ちくわが無かったので代りにかまぼこ。
生の大根もあったのでキュウリと一緒に切って。
キュウリは塩をするのも手間なのでそのまま投入。
その代わり、調味料は少しだけ濃くしました。
全てが入ったジップロックを冷蔵庫に。
仕事に出かけている間に美味しくなーれ。
、、ということで冷蔵庫で寝ること12時間。
立派ななますになりました。
食べてみるといい歯ごたえ!
今回はいつもの細い切干大根ではなく太めで短いものを
使ったせいか、つぼ漬けのような食感です。
お酢の代りにレモン汁を使ったから和風でもとても爽やか。
ちょっと疲れたときなどに重宝しそうな1品です!