2022年03月11日
健康寿命をのばすための食事作りが習える料理教室を開催。監修者新開省二先生のインタビューを公開しました
今こそ、楽しく作って食べて健康長寿!
ベターホームのお料理教室では、健康寿命をのばす食事のポイントや、料理が習える料理教室〈健康寿命をのばす元気ごはん〉を開催し、年代を問わず人気コースとなっています。
【コースの特徴】
「健康で」「若々しく」「自分らしく」生きることは、わたしたちの永遠のテーマ。健やかな食生活を送るために役立つ〈健康寿命をのばす元気ごはん〉には、4つの特徴があります。
① 日本の健康寿命研究で得られた知織にもとづいた、家庭で実践しやすい食生活の知恵や、毎日の食事作りを助ける調理の工夫・技術が身につきます。
② 季節感を意識した、和洋中のバリエーション豊かな料理が勢揃い。また「時短」や「作りおき」といった、忙しい人にうれしい手法も取り入れています。
③ 実習内容とあわせて、各月のテーマに沿った健康知識を紹介します。習ったその日からすぐに役立つ情報が盛りだくさんです。
④ 毎月のテーマに沿った健康知識と、サブテキスト『元気ごはん 栄養素密度が高い食事のすすめ』は、女子栄養大学 栄養学部教授の新開省二先生が監修。
【コースの概要】
月1回(全6回)、半年間のコースです。
年に2回開講します。
・[5月開講 春夏コース]健康寿命をのばす元気ごはん・春夏
・[11月開講 秋冬コース]健康寿命をのばす元気ごはん・秋冬
昨今のコロナ禍における“食べること・料理すること”についての意義を、新開先生に伺いました。
【監修者インタビュー】
〈健康寿命をのばす元気ごはん〉監修
女子栄養大学 栄養学部教授 新聞省二先生インタビュー
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一般的なシニア・中高年層では、健康に意識を向け、食事に関心をもつ人が以前より増えています。またこの2年ほどの間、外出自粛により運動量が減少しても、食生活を含めて健康的なライフスタイルを継続している人は、身体機能や生活機能があまり低下していないことがわかってきました。
〈健康寿命をのばす元気ごはん〉でも取り入れていますが、「1日の食事で10種(※1)の食品を食べること」は、認知症やフレイル(※2)の予防に効果があります。特に動物性たんぱく質の摂取は、高齢者にとって重要です。
食事の質だけでなく、社会的な活動の有無も健康に強く影響を及ぼしています。人とのつながり、参加できる場所をもつことが健康維持に貢献しているといえるでしょう。自粛生活の中、感染を予防しつつも工夫をすることが非常に大切です。
ひとり暮らしでも、できるだけ誰かと食事をとる機会をもちましょう。「共食」している人は、心の健康が保たれ体も元気な傾向にあります。一緒に作って食べるとなおよいです。男女問わず、料理をする力は生きる力につながります。料理教室は、それらを実現するのにぴったりの場といえるのではないでしょうか。
(※1)肉、魚介、卵、牛乳・乳製品、大豆製品、海藻、野菜、くだもの、いも、油脂
(※2)健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下がみられる状態のこと。
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プロフィール
新開 省二(しんかい しょうじ)
医師・医学博士。愛媛大学医学部助教授(公衆衛生学)を経て、東京都老人総合研究所(現・東京都健康長寿医療センター)へ。2020年より現職。日本公衆衛生学会などの評議員、厚生労働省「健康日本21(第二次)」策定専門委員ほかを歴任。健康寿命に詳しい医師として、積極的に啓発活動を行っている。
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