2024年11月01日
ベターホームのパン教室のあゆみ 特設ページを公開しました
ベターホームがパン教室を開始したのは1972年。
「パン作りの楽しさを多くの人に知ってもらいたい」と、時代に合わせて工夫を重ねてきました。
現在までのあゆみと、2024年11月開講した講習会<国産小麦の手作りパン>ができるまでをご紹介します!
1972年 パン教室をスタート
「手作りすることは、ものを大切にする心をつちかう」「パンを焼く香りが室内に広がるとき、心豊かな暮らしも期待できる」「添加物を使わない安心で安全なパンを広めたい」という思いから、四ツ谷でパン教室を開講。この時代、家庭でパンを焼くのは、画期的なことでした。
1974年には、首都圏、阪神、名古屋で、月1回・1年コースの<パンの会>を開講。
「家族に手作りで安心・安全なパンを食べさせたい」という思いからパン作りをはじめる人が多く、当時受講されていたのは、主婦がメインでした。毎月さまざまなパンを習ううち、パン作りの楽しさに魅了される人が続出!
家庭でパンを焼くという初めて出会う食文化に主婦たちは大いに共鳴し、受講生数は3万人を突破しました。
1980~90年代 <私のパンクラブ>
手作りの楽しさを伝える、さまざまな種類のパンが登場。この頃になるとパン作りが広まり、家庭でパンを焼くことは、めずらしいことではなくなりました。
1997年<かんたんパンを子どもたちに教える先生のための講習会>を発表
講習会でさまざまな種類のパン作りを教える一方、「もっと多くの方にパン作りの楽しさを味わっていただきたい」と、1枚のポリ袋で計量から生地の分割までを仕上げる『ベターホーム式かんたんパン』製法を考案。子どもたちの食教育サポートを目的とし、子どもの教育指導や介護・福祉事業に関わる方を対象にした無料講習会*を行いました。
*「ベターホームの公益活動」として、長年実施しています(不定期)
2000年代~2024年 <手作りパンの会>
主婦だけではなく、20〜30代の若い女性や男性にも人気のコースに。世の中にもパン教室が増え、趣味としてパン作りを楽しむ人も多くなりました。
2024年11月~ <国産小麦の手作りパン>
★国産小麦を使った“安心・安全”の手作りパン
★憧れの、あのお店に並んでいるような、おしゃれな見た目にもこだわりました。
★実習はゆったり3時間!生地作りと発酵にしっかりと時間をとるので、硬くなりにくく、次の日もおいしい自慢の味。
★自分でパンを作る幸せ、「自分時間」を楽しみましょう♪
2024年11月開講した<国産小麦の手作りパン>はパン作りが大好きな4名のベターホームの先生が中心となって考案。
誰でもおいしいパンを作れるように、何度も何度も試作を重ねてきました。
先生のプロフィールと開発秘話を、ご紹介します♪
①この講習会のこだわりポイントは?
・毎月まったく新しいパンにチャレンジできます!パンに合わせたこね方・作り方をすることで、手軽で本格的なパンが作ることできます。(村上先生)
・おいしさ♡ 次の日もおいしく食べられる工夫を重ねました。(青木先生)
②なぜ国産小麦なの?
・国産小麦の自給率はわずか13%。手間をかけた小麦は風味、香りがよく、生産者の見える安心感があります。教室ではもちもちの食感を楽しめる北海道産の”春よ恋”を使用。外国産小麦でも、もちろんおいしく作れますよ。粉によって水分量が変わることに気をつけてくださいね。(加藤先生)
③実習時間の3時間をどのように過ごすの?
発酵やオーブンで焼いている間はご着席いただき、講師からポイントなどをお話します。粉を混ぜてこねて発酵させて成形して焼く…パン作りは時間がかかるものですが、夢中になって楽しめる時間でもあります。月1回のベターホームのパン教室は“自分へのご褒美”ととらえ、ゆったりと楽しんでください。(村上先生)
④教室に通うメリットって?
こね方、発酵、成形といくつかのおいしく作るためのポイントがあります。特にこね方は本やネットで見るのと実際に指導してもらうのとでは大違い!その日の気温や湿度によって微妙に水分量をかえたり、パンの種類によってもこね具合を変えることやその理由もわかるので、身につきやすいのです。
パンの食文化やエピソードなどの楽しいお話があるのもベターホームの教室ならでは。自分のパンは自分で作りますが、ティーブレイク中に、同じテーブルの方との何気ないおしゃべりも楽しいものです。(加藤先生)
⑤ラインアップはどのように決めたの?
・ソフト系、セミハード系、ハード系、スイーツ系、食事パンなど、バラエティに富んだ内容にしました。また、メンバー自身も「実際に習ってみたいな」と思うパンを選んでいます。(村上先生)
・アンテナを張り巡らせているメンバーが、今時のおしゃれなパンをピックアップ。それを基に魅力的なものや「教室でもできるのではないかな」というパンを選びました。(青木先生)
⑥試作中、一番大変だったパンは?
・やっぱり11月のヴィエノワ。シンプルだけどどうしたら誰もがきれいに生地の表面に切り込みを入れられるのか、ハサミの持ち方や印のつけ方を考えながらの作業でした。(高橋先生)
・特に3月のブリオッシュ、4月のパンコンプレはおいしさを追求しつつも、作りやすい分量や作り方を何回も調整し、苦労しました。(加藤先生)
⑦先生が特におすすめのパンは?
・12月のシュトレンは前回よりかなりリッチ!ぜひ覚えていただきたいです。個人的に何度も作るのは1月のリュスティック。高加水生地のパンで通常のパンの”こねる”作業がなく、生地の扱いに慣れれば作りたいと思った時に作れるし、もちもち感が最高。一度習ったらリピ確実です。(青木先生)
・私の推しは4月の全粒粉入りのパン。香ばしさが好き。ドーンと大きいので、いろいろな食べ方ができるところがうれしい。(サンドイッチ・タルティーヌ・トーストなど)。表面に切り込みを入れるのが楽しく、毎回わくわくします。(加藤先生)
⑧先生は普段どのようなパンを作っているの?
・写真は少し前に作ったベーグルです。最近は家で作るパンが開発中のパンばかりになっていて、家族からたまには違うパンを…というクレームが出ました(笑)(高橋先生)
・普段よく作るパンは、食パン、バゲット、カンパーニュなど。1~2週間に一回まとめ作りしています。(加藤先生)
ベターホームの先生が試作を重ねてきた<国産小麦の手作りパン>、申込み受付中!
ぜひ教室で、楽しいパン作りの時間を味わってくださいね。
実習内容はこちらからご確認いただけます。
■新講習会<国産小麦の手作りパン>の魅力を、YouTube動画でもご紹介しています。ぜひご覧ください!
★NEW<国産小麦の手作りパン>ベターホームのお料理教室
https://www.youtube.com/watch?v=CmKTfgsT3qs
★【パン初心者】理事長が初めてパンを作ってみた【男の料理】
https://www.youtube.com/watch?v=lkSLeUWlQUc