■日本料理で、酢のものやあえもの、煮ものなどを盛りつけた上にのせるものを天盛りといいます。よく使われるものとしては、のり、しょうが、ごまなどがあります。料理に彩りを添えたり、香りで味を引き立てます。また、木の芽やゆずなど、旬のあるものを使えば、季節感を出すこともできます。
■天盛りを添えると、「この料理には、まだだれも手をつけていません」というしるしになり、お客様に対するもてなしの意を表します。
■針しょうがなどを天盛りにするときは、先が細くなった専用の箸を使うと、美しく盛りつけることができます。なければ、竹串で代用しましょう。
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