セビーチェ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
天気予報では早くも「真夏日」の言葉が聞こえ始めました。さっぱりした料理が食べたいときも増えてきたのでは。そんなときにうれしい一品のご紹介です。
セビーチェは、ペルーやメキシコなど、中南米で食べられる魚介のマリネ。たまねぎ、トマトと合わせ、柑橘類や香辛料で味つけします。白身魚や貝類、いか、たこなどが多く使われますが、本場ではザリガニを使うこともあるのだとか。
赤と緑の野菜に加え、紫たまねぎでよりカラフルに。紫たまねぎはふつうのたまねぎに比べて辛味が少なく、生食に向きます。レモン汁大さじ3は、レモン1個からとれる量です。
写真ではほたてを円形に並べ、野菜を中央に盛りつけました。[3]で野菜を加えたときに、混ぜ合わせてもよいでしょう。
材料
【2人分/1人分160kcal】
・ほたて貝柱(生食用)…6個
・塩…少々
・紫たまねぎ…1/3個(50g)
・トマト…1/2個(100g)
・きゅうり…1/2本
・香菜…2枝
・A[レモン汁大さじ3、オリーブ油大さじ11/2、塩小さじ1/3、こしょう少々]
作り方
【1】
ほたては厚みを半分に切り、塩少々をふる。Aは合わせる。
【2】
紫たまねぎはみじん切りにする。トマト、きゅうりは1cm角に切る。香菜はざく切りにする。
【3】
ほたてにAを加えてあえ、冷蔵庫に30分以上おく。味がなじんだら[2]を加えてあえる。
◎メモ ほたて
地域によって旬が異なり、また養殖のものが多いため、年中出回りますが、これから夏にかけては貝柱が大きく厚く成長する時期です。ほたては貝の中ではたんぱく質が豊富。低脂肪で、タウリンやミネラルが多く含まれます。
献立の例 タコライス、パイナップルジュース
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年5月29日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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