バジルペースト
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
さわやかな香りが夏にぴったりなバジルは、ハーブの一種。育てやすいので、自宅で栽培している人も多いかもしれません。ピザやパスタなど、イタリア料理によく使われます。生のまま食べられ、添えるだけでも味のアクセントになりますが、今回は、味のベースになるペーストにしてみました。パンに塗って焼いたり(写真)、パスタのソースにしたりするほか、とり肉や白身魚にのせて焼くなど、いろいろな料理に活躍します。バジルのペーストやソースには、ふつう、松の実を入れてコクを出します。このレシピでは、手に入りやすく、手ごろなクルミを代わりに使いました。
このレシピでのできあがり量は、約150ml(220g)。冷蔵で4~5日、日もちします。空気にふれるとやや黒っぽくなりますが、食べても問題ありません。混ぜればまた色が戻ります。
材料
【作りやすい分量/全量で1049kcal】
・バジル(生)…4パック(80g)
・クルミ(ローストずみ)…60g
・ニンニク…2片(20g)
・オリーブ油…大さじ5(75ml)
・塩…小さじ1/3
・こしょう…少々
作り方
【1】
バジルは洗って水気をきり、 茎と葉に分ける。
【2】
バジルの茎、クルミ、ニンニクをクッキングカッターなどで細かくする。
【3】
バジルの葉を加えて、さらにカッターにかけ、なめらかにする。
【4】
オリーブ油を混ぜ、塩、こしょうを加えて混ぜる。
◎メモ キッチン菜園のすすめ
マグカップなどに水を入れ、バジルの枝(下のほうの葉はとり除く)を葉が水につからないようにさして、風通しのよい明るい場所に置きます。白く長い根がたくさん出たら、土に植えかえます。乾燥が苦手なので、乾いたら水やりをたっぷりと。
献立の例 アサリのクラムチャウダー
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年8月7日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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