いかの姿焼き
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
夏祭りの屋台を思わせるような、いかの姿焼きです。調味液につけこんで焼くだけ。ごはんにもお酒にもぴったりの一品です。いかは縮まないよう切り目を入れて焼きます。食べやすいように、さらに最後に輪切りにしました。いかはお店でさばいてもらっても。
材料
【2人分/1人分161kcal】
・いか…小2はい(400g)
・万能ねぎ…7~8本
・A[しょうゆ大さじ11/2、みりん・酒各大さじ1、しょうが汁小さじ1/2]
・サラダ油…小さじ1
・ポリ袋…1枚
作り方
【1】
万能ねぎは4cm長さに切る。Aはポリ袋に合わせる。
【2】
いかは洗い、胴の中に指を入れ、内臓のついている部分をはずす。胴を押さえて足を引っぱり、内臓を引き抜く。胴の軟骨をとり、洗う。足は目の下で内臓と切り離す。輪になっている足を切り開き、中心のかたい部分(くちばし)をとり除く。足の吸盤を切り落とす。
【3】
胴は両面に1cm幅の切り目を入れる。足は2本ずつに切り離す。Aにつけ、30分おく(調理時間に含まない)。
【4】
フライパンに油を温め、万能ねぎを中火でさっと炒める。とり出す。
【5】
同じフライパンにいかを入れる(つけ汁はとりおく)。中火で2~3分、白くなり焼き色がつくまで胴の両面を焼く。足も全体を焼く。
【6】
残ったつけ汁を加え、全体にさっとからめる。胴は切り目に沿って輪切りにする。皿に盛り、足と万能ねぎを添える。煮汁をかける。
◎メモ いか
世界で約500種あるといわれ、このうち食用にされているものは約20種類。日本でもっとも多くとれるのは、「するめいか」です。鮮度が落ちるにつれて、透明感がなくなり、茶褐色から乳白色に変化します。透明感とつやのあるものを選びましょう。
献立の例 だし巻き卵、きゅうりとわかめの酢のもの
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年8月14日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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