トマトファルシースープ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
丸ごと浮かんだようなトマトが目を引く「食べるスープ」。枝豆の緑が周りを彩ります。せっかくですから、トマトはできるだけ鮮やかな赤色のものを選びましょう。「ファルシー」とは、フランス語で「詰める」という意味。このレシピでは、トマトにとりひき肉を詰めました。はんぺんをつぶして混ぜているので、ふんわりやわらか。トマトと一緒にスプーンでくずして食べられます。枝豆は冷凍のものを使いました。生ならさっとゆでてから。
材料
【2人分/1人分108kcal】
・トマト…小2個 (300g)
・A[とりひき肉60g、ねぎ20g、はんぺん30g、塩小さじ1/6、しょうが汁小さじ1/2]
・枝豆(冷凍)…30g
・B[水200ml、スープの素・しょうゆ各小さじ1/2、塩少々]
作り方
【1】
トマトはへたから高さ1/4の位置で水平に切り落とし、種を除く。中身はくり抜き、きざんで汁気をきる。
【2】
切り落としたへたの周りの果肉は1cm角に切る。枝豆はさやから出す(スープの具)。
【3】
ねぎはみじん切りにする。はんぺんはフォークの背で細かくする。
【4】
ボールにAを入れてよく混ぜ、[1]のきざんだトマトを加えて混ぜる。2等分し、トマト2個に詰める。
【5】
鍋に[4]を切り口を下にして入れ、Bを加えて火にかける。煮立ったらふたをして弱火にし、約7分煮る。[2]を加えてひと煮立ちさせる 。
【6】
トマトを器に盛り、スープをそそぐ。
◎メモ はんぺんが残ったら
ラップで包み、保存袋に入れて冷凍庫へ。保存期間は約3週間。使うときは、冷蔵庫に移して解凍、または凍ったまま加熱調理もできます。食べきってしまうなら、スライスチーズ適量をのせてトースターで焼けば、ちょっとしたおつまみに。
献立の例 じゃがいものニョッキ、ルッコラのサラダ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年8月28日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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