かんたん美味レシピ

ピーマンの焼きびたし風

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
年を通じて店頭に並ぶピーマンですが、今の時期は出回る量も多く、価格もお手ごろ。シンプルな味つけで、たっぷり味わいましょう。「焼きびたし」とは、その名のとおり、野菜などを焼いてつけ汁にひたした料理。このレシピでは、ピーマンに調味液を加えて一緒に加熱し、手軽に焼きびたし風に仕上げました。冷たくてもおいしいので、[4]であら熱がとれたら冷蔵庫に入れて冷やしてもよいでしょう。だし150mlは、けずりかつお約3gと水180mlでとれます。ただ、少量のだしをとるのは、意外に手間に思えるもの。まとめて多めにとっておくと毎回の手間が減らせます。けずりかつお10gと水700mlで、約600mlのだしがとれます。1日程度の保存なら、冷蔵庫へ。風味は少し落ちますが、冷凍庫では1か月ほど保存可能。製氷皿でブロック状に凍らせてから保存袋などに移すと、少量ずつ使えてとても便利です。つけおく時間は、調理時間に含みません。

材料
【2人分/1人分108kcal

・ピーマン…4個(120g)
・しょうが…小1かけ(5g)
・A[だし150ml、しょうゆ・みりん・酒各小さじ2、塩少々]
・ごま油…小さじ1/2

作り方
【1】
ピーマンは縦半分に切って種を除く。さらに縦半分に切る。しょうがは皮をこそげ、せん切りにする。
【2】
Aは合わせる。
【3】
フライパンにごま油を中火で温める。ピーマンとしょうがを入れ、少ししんなりするまで炒める。
【4】
Aを加え、ひと煮立ちしたら火を止める。そのまま30分以上おいて味をなじませる。

◎メモ ピーマン
緑色が鮮やかで、ハリとつやがあるものを選びましょう。へたの切り口が新しいものが新鮮です。外側はつるつるしてすべりやすいので、切るときは内側を上にしてまな板に置くと、包丁の刃が入りやすく、切りやすくなります。

献立の例 豚肉のくわ焼き、金時豆の甘煮

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年9月4日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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