さんまのエスカベーシュ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
秋においしい食材と聞いて、さんまを真っ先に思い浮かべる人も多いのでは。定番の塩焼き以外にも、食べ方はさまざま。今回は、ワインのおつまみにもぴったりなおかずにしてみました。「エスカベーシュ」とは、揚げた魚などを調味液に漬けた料理。このレシピでは、さんまは揚げずに小麦粉をつけてカリッと焼きます。さめると調味液がなじみにくくなりますので、熱いうちに漬けこみましょう。漬けおく時間は、調理時間に含みません。
材料
【2人分/1人分464kcal】
・さんま(三枚におろしたもの)…2尾
・塩…少々
・小麦粉…大さじ11/2
・たまねぎ…1/2個(100g)
・セロリ…20g
・パプリカ(赤)…1/8個
・レモン…1/4個
・セロリの葉…適量
・オリーブ油…大さじ2
・A[酢・白ワイン各50ml、塩小さじ1/2、こしょう少々]
作り方
【1】
たまねぎは薄切りにする。セロリは斜め薄切りにする。パプリカは薄切りにする。レモンは半月切りかいちょう切りにする。
【2】
大きめの保存容器にAを合わせ、[1]を加える。
【3】
さんまは2つか3つに切って塩少々をふり、小麦粉を両面にまぶす。
【4】
フライパンにサラダ油を温め、中火で[3]の両面を2~3分ずつ焼く。熱いうちに[2]に漬け、約30分おいてなじませる。
【5】
器に盛り、セロリの葉を散らす。
◎メモ さんま
冷凍ものは年を通じて手に入りますが、夏の終わりごろから生のものが店頭に並び始め、旬を迎えるのは9月中旬から10月上旬にかけて。尾のつけ根が黄色いものは、脂がのっている証拠。目が澄んで、腹がかたくしまっているものを選びましょう。
献立の例 スペイン風オムレツ、フランスパン
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年9月25日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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