ピーナッツクリーム
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
乾燥の状態で店頭に並ぶ落花生は、おつまみやお菓子のような感覚で、旬を意識することはほとんどないかもしれません。実は、秋が新豆の季節。畑で風に当てながら、ゆっくりと乾燥させてから出荷されます。今回紹介するのは、旬の落花生を使ったピーナッツクリーム。実をとり出すのはちょっぴり手間ですが、自家製はやはり格別。使用材料がわかって安心、愛着もわくものです。落花生はクッキングカッターにかけると、徐々に油がしみ出てきます。さめると油が出にくくなり、カッターにかけてもなめらかになりにくいので、オーブンで焼いたら早めにカッターにかけましょう。できあがり量は、約100ml(100g)。冷蔵で2週間ほど日もちするので、多めに作るのもおすすめです。2倍の量で作るなら、塩はひとつまみに。クッキングカッターは合計3~4分をめやすに、約1分ごとに中を確認して、なめらかになるまでかけましょう。
材料
【作りやすい分量/全量689kcal】
・落花生(殻つき)…100g
・はちみつ…大さじ2
・サラダ油…大さじ1
・塩…少々
作り方
【1】
オーブンを170℃(ガスなら160℃)に予熱する。
【2】
落花生は殻と薄皮を除き、170℃のオーブンで約7分焼く。
【3】
[2]を温かいうちにクッキングカッターに入れる。約2分、なめらかになるまでかける。
【4】
はちみつ、油、塩を加え、さらにクッキングカッターにかけて混ぜる。
◎メモ パンに塗る以外にも
調味料としても使えます。ピーナッツクリーム大さじ1、しょうゆ小さじ2を合わせて、ゆで野菜のあえごろもに。また、ピーナッツクリーム大さじ1、酢大さじ11/2、しょうゆ小さじ1を混ぜれば、ドレッシングになります。サラダや蒸したとり肉などと相性ばっちりです。
献立の例 食パン、ミネストローネ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年10月2日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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