パンプディング
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
のんびり起きた休日に、パンプディングでブランチはいかがでしょう?甘くてやわらかくて、思わず顔がほころびます。かたくなりかけた残りものの食パンもおいしく食べられますよ。火もオーブンも使わず、トースターで焼けるので、とっても手軽。これからやってくる冬休みに、子どもと一緒に作るのも楽しそうです。ラム酒は入れなくても作れるので、子どもや、アルコールがにが手な人は除いてください。バターやスパイスを加えて作られることもありますが、このレシピでは、手に入りやすいシンプルな材料で作れるようにしました。生地は甘すぎない味つけで、バナナの甘味もしっかり感じられます。好みで、いちごやレーズンなどを加えるのもおすすめです。仕上げの粉糖は、全体にできるだけ薄くふりかけて。均一にまぶすには茶こしを使うとよいでしょう。
材料
【容量約250mlの耐熱皿2個分/1人分326kcal】
・食パン(6枚切り)…1枚
・バナナ…1本
・卵…2個
・牛乳…200ml
・砂糖…30g
・ラム酒…小さじ2
・粉糖…小さじ1/2
作り方
【1】
食パンは3cm角に、バナナは1cm幅の輪切りにする。耐熱皿に並べ入れる。
【2】
卵を割りほぐし、牛乳、砂糖、ラム酒を加えてよく混ぜる。[1]に流し入れる。
【3】
オーブントースターで約10分焼く。焼き色がついたらとり出し(やけどに注意)、粉糖をふる。
◎メモ 粉糖
グラニュー糖を粉状にしたもの。熱で溶けるタイプと溶けないタイプがあり、写真は溶けないほうを使いました。溶けるものでも味は変わりませんが、うっすらと白くかかった砂糖は粉雪のようで、見た目もこの季節にぴったりです。製菓材料店などで売っています。
献立の例 シナモンティー
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年12月18日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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