お月見だんごと衣かつぎ
中秋の名月には、すすきや桔梗などの秋の草花と一緒におだんごを供えて、お月見としゃれこみましょう。農村では、さといもを供えたことから「芋名月」ともいいます。関東では皮をむかないでそのまま蒸して衣かつぎ、関西では煮ころがしやみそ煮にして供えます。お月見だんごのアレンジも紹介しています。お月見だんごのアレンジはこちら。
- お月見だんご
材料
【15個分/1個40kcal*あんは含まず】
・だんご粉…150g
・砂糖…大さじ1・1/2
・水…110~120ml
・つぶあん…適量
作り方
【1】
だんご粉に砂糖を混ぜます。水を少しずつ加えながらよくこねます。耳たぶくらいのかたさまでこねたら、15等分して丸めます。
よくこねるほど、やわらかい生地になります。
【2】
湯をわかし、だんごを入れます。浮き上がってからさらに4~5分ゆでてとり出し、水気をきります。
【3】
だんごを器に盛り、あんこを添えます。
さめるとかたくなってすべるので、温かいうちに積みましょう。
【豆知識】
白いだんごは月の象徴。供える数は、1年が12か月なので12個、うるう年には13個供えたり、十三夜、十五夜と供える日によって数を変えたりと、いろいろな風習があります。
- 衣かつぎ
材料
【6個分/1個13kcal】
・さといも(小粒)…6個(150g)
・ごま塩…適量
作り方
【1】
さといもはよく洗い、上1/3のところで、皮に切り目をぐるりと入れます。水気がついたままラップで包み、電子レンジ(500W)で約2分加熱します。上下を返してさらに約2分加熱します。
【2】
上の皮をむいて、ごま塩をふります。
【だれの材料】(約5本分)
・砂糖…70g
・みりん…小さじ1
・しょうゆ…50ml
・水…80ml
・かたくり粉…10g
【作り方】
竹串を水につけておきます。たれ(砂糖70g、みりん小さじ1、しょうゆ50ml、水80ml、かたくり粉10g)は、鍋に材料を合わせて混ぜながら、とろりとするまで煮つめます。串にだんごを刺して弱火で焼き、熱いたれにからめます。
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※当ページのお月見だんごと衣かつぎのレシピは掲載されていません。
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