ささみのクリスピー揚げ

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
鶏ささみを、手軽につまめるスナック風のおかずにしました。ザクザクの衣とやわらかいささみの食感の違いが楽しめ、ついつい手がのびるおいしさ。お酒のおつまみにもぴったりな一品です。衣にひと工夫。パン粉ではなく、市販のコーンフレークを使いました。大きいままだとまぶしにくく、油の中ではがれ落ちやすくもなります。反対に、あまり細かくしすぎると、ザクザクした食感が損なわれてしまいます。フレーク１枚が３、４片になるくらいにくだくのがよいでしょう。コーンフレークをつける“のり”の役目をするのは、小麦粉と水。やや濃度が高めの割合でといて、フレークがはがれにくくなるようにしています。

材料
【2人分／1人分365kcal】
・鶏ささみ（筋なし）…４本（200ｇ）
・しょうが…小１かけ（５g）
・にんにく…２ｇ
・Ａ［酒・しょうゆ各大さじ1/2］
・Ｂ［小麦粉・水各大さじ１］
・コーンフレーク（無糖）…30g
・揚げ油…適量
・ポリ袋…１枚

作り方
【１】
ささみは縦半分に切る。
【２】
しょうが、にんにくはすりおろし、Ａと合わせる。
【３】
ささみに[２]をしっかりともみこみ、約20分おく。
【４】
Ｂは合わせる。コーンフレークはポリ袋に入れて手で粗くくだく。
【５】
揚げ油を170℃に熱する。[３]にＢ、コーンフレークの順に衣をつけ、約３分、色よく揚げる。

◎メモ　コーンフレーク　
粉状にしたとうもろこしを水で練り、調味、加熱、成形して焼いたものです。糖衣のものでも作れますが、無糖に比べて厚みがあって衣がつきにくいのが難点。また、無糖のものより早く色づくので、少し濃い色に仕上がります。

献立の例　グリーンピースごはん、新じゃがと新たまねぎのみそ汁

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス１」で連載している「かんたん美味」2022年2月26日の掲載の内容をＷｅｂ記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく！」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

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