わかめと豚肉の炒めもの
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
みそ汁の具や、海藻サラダなどで、1年を通して口にすることが多いわかめ。旬を意識することはあまりないかもしれませんが、2月から4月ごろが収穫の時期です。生のものが出回るのはこの時期だけ。店頭で見つけたら、ぜひ買ってみてください。今回ご紹介するのは、わかめを主役にしたおかず。さっと作れて、何度もくり返し作りたくなるおいしさです。冷蔵で約3日、保存できるので、多めに作っておくのもよいでしょう。ただ、上にのせるねぎはその都度切ったほうが、香りも食感も楽しめます。せん切りにするときは、まず縦に浅く切りこみを入れて開き、薄いクリーム色の芯をとり除きます。外側の白い部分を広げ、数枚重ねて、繊維に沿って細く切りましょう。
材料
【2人分/1人分117kcal】
・生わかめ(ゆでたもの)…50g
・豚ばら肉(薄切り)…50g
・塩…少々
・ねぎ…7~8cm
・サラダ油…小さじ1/2
・砂糖…小さじ1
・しょうゆ…小さじ1
作り方
【1】
わかめはさっと洗って水気をきり、ざく切りにする。
【2】
肉は1cm幅に切り、塩をもみこむ。
【3】
ねぎは長さを半分にし、芯を除いてせん切りにする。少量を飾り用にとりおく。芯は5mm幅の斜め薄切りにする。
【4】
フライパンに油を温め、肉を中火で炒める。肉の色が変わったら、ねぎ(飾りに使わない部分と芯)とわかめを加えて1~2分炒める。
【5】
砂糖、しょうゆを加えて混ぜる。
【6】
器に盛り、飾り用のねぎをのせる。
◎メモ 生わかめ
海で採取したばかりのわかめは褐色をしていて、湯通しすると緑色になります。スーパーの鮮魚売り場で「生わかめ」として売られているのは、湯通し後のものがほとんど。「刺し身わかめ」などの名前で売られていることも。湯通し前のものを使う場合は、①の前にさっとゆでます。
献立の例 おでん、かぶの甘酢漬け
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2022年3月12日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
・公式サイト https://style.nikkei.com/plus1?n_cid=LMNST004
・公式twitter https://twitter.com/nikkei_plus1
※外部サイトにつながります