新じゃがいものカルボナーラ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
「カルボナーラ」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、クリーミーなパスタ料理でしょう。今回は、この定番パスタに見立てたおかずを、みずみずしい新じゃがいもで作ってみました。パスタと異なるのは、シャキシャキの歯ざわり。ボリュームたっぷりで、パスタ代わりの主食にもできそうです。卵のなめらかな食感を損なわないよう、最後は余熱で火を通します。しっかりと加熱はしないので、できるだけ早く食べましょう。新じゃがいもの皮は薄くやわらかいので、包丁を使わなくてもむけます。水にしばらくつけてから、ふきんなどでこすってむきましょう。見た目が気にならなければ、皮つきのまま使っても。その場合は、よく洗って汚れを落としてください。
材料
【2人分/1人分310kcal】
・新じゃがいも…200g
・ベーコン…2枚
・オリーブ油…小さじ1
・A[卵黄1個分、生クリーム・粉チーズ各大さじ3]
・塩・こしょう(黒)…各少々
作り方
【1】
じゃがいもは皮をむき、2~3mm幅のせん切りにする。水にさらして水気をきる。耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジで約3分(500W)加熱する。
【2】
ベーコンは1cm幅に切る。Aは合わせる。
【3】
フライパンにオリーブ油を温め、ベーコンを中火で1~2分炒める。じゃがいもを加えて1~2分炒める。
【4】
火を止め、Aを加えて混ぜる。塩で味をととのえる。器に盛り、こしょうをふる。
◎メモ 新じゃがいもの保存
水分が多く含まれ、完熟のじゃがいもより日もちしません。高温だとしなびやすく、光に当たると緑に変色しやすいので、紙袋などに移して冷暗所に保存。使いかけのものは、ラップをして冷蔵庫の野菜室へ。1週間を目安に使いきりましょう。
献立の例 ツナのサラダ、コンソメスープ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2022年3月26日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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