たいの押しずし
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
こどもの日のお祝いにもぴったり、たいの押しずしです。下味はこんぶ茶で。まるでこぶじめにしたような、うま味のあるネタになりました。すしめしはふつう、こんぶを一緒に炊きますが、このレシピでは、ごはんに合わせ酢を混ぜるだけ。たいのうま味でカバーできます。
材料
【2人分/1人分332kcal】
・米…150g(米用カップ1)
・水…180ml
・合わせ酢[酢大さじ2、砂糖大さじ1、塩小さじ1/2]
・甘酢しょうが(市販)…20g
・いりごま(白)…大さじ1/2
・たい(刺身用さく)…80g
・こんぶ茶…小さじ1/4
・うすくちしょうゆ…小さじ1/2
・飾り用[しょうが小1かけ(5g)、ブロッコリースプラウト5g]
作り方
【1】
米はとぎ、分量の水で炊く。
【2】
飾り用のしょうがはすりおろす。スプラウトは2cm長さに切る。
【3】
合わせ酢の材料は混ぜる。甘酢しょうがはみじん切りにする。
【4】
ごはんが熱いうちに[3]、いりごまを合わせ、切るように混ぜる。うちわであおいで人肌程度にさます(すしめし)。
【5】
たいはそぎ切りにする。トレーに入れ、こんぶ茶、うすくちしょうゆをふって5分ほどおく。
【6】
四角い容器にラップを敷き、[5]を並べる。その上に[4]をのせてラップをかぶせる。皿などで重しをして30分以上おく。
【7】
ラップごととり出し、12等分に切り分ける。ラップをとって皿に盛り、半分にしょうが、残り半分にスプラウトをのせる。
◎メモ すしめしを作る
合わせ酢を混ぜるのは、ごはんが熱いうちに。さめるとしみこみにくく、仕上がりが水っぽくなります。ごはん粒をつぶさないよう、切るように混ぜ、手早く天地を返すようにして全体に合わせ酢をいきわたらせましょう。
献立の例 厚揚げのいんろう煮、手毬麩のすまし汁
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2022年4月30日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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