キャベツの蒸し煮 中華だれ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
たっぷりのキャベツを、フライパンで蒸し煮にしました。2人分で使うキャベツは、約1/3個。生では食べきれないほどたっぷりの量ですが、火を通せばかさが減り、また、さっぱりとした味つけで、すいすいおなかに入ってしまいます。手軽に作れる副菜としても、ビールのおつまみとしても大活躍。シンプルながらも使い勝手のよい一品です。そのままではかたいキャベツ軸も、薄切りにして加熱すれば、かたさも気にならず、ムダなく食べられます。中華味のたれは、から味がしっかりきいているので、子どもや、からいのが苦手な人は豆板醤を減らして調整してください。または、豆板醤を抜いてしまっても、甘ずっぱく、それはそれで美味です。
材料
【2人分/1人分82kcal】
・キャベツ…1/3個(350g)
・塩…少々
・水…50ml
・たまねぎ…1/4個(50g)
・しょうが…小1かけ(5g)
・A[砂糖小さじ1/2、豆板醤(トウバンジャン)小さじ1/3、酢・しょうゆ各大さじ1、ごま油大さじ1/2]
作り方
【1】
キャベツは葉と軸に分け、葉は5~6cm大のざく切りに、軸は薄切りにする。
【2】
たまねぎ、しょうがはみじん切りにし、Aと合わせる。
【3】
フライパンにキャベツ、塩、分量の水を入れ、ふたをして中火にかける。蒸気が出てきたら上下を返し、さらに3分、しんなりするまで蒸し煮にする。
【4】
器に盛り、[2]のたれをかける。
◎メモ キャベツの保存
切り口にラップをしてポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。芯が茶色に変色していると、そこからいたむので除きます。また、冷凍保存も可能。使いやすい形に切ってゆで、水気をとってラップで包み、保存袋に入れます。使うときは、凍ったまま加熱調理を。
献立の例 ポークソテー、アスパラガスと卵のスープ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2022年5月28日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
・公式サイト https://style.nikkei.com/plus1?n_cid=LMNST004
・公式twitter https://twitter.com/nikkei_plus1
※外部サイトにつながります