あじのごまだれ丼
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
夏のお昼ごはんにぴったり、火を使わずに作れる丼です。ねりごまをベースに白みそを加えたたれであえたあじは、コクのある味わい。ごはんによく合い、香味野菜のしそとしょうがのさわやかさも、ぴったりなとり合わせです。あじの皮は、手でむきます。皮を上、頭側を左にしてまな板に置き、頭側の皮の端を右手でつまんで、身から少しはがします。そのまま左手で身を軽く押さえながら、皮を尾の方向へ引いてむきます。左利きの場合は、置き方からすべて逆にしてください。銀色の部分は完全にとりきれなくて大丈夫。魚は長くふれていると、それだけ鮮度が落ちていくので、できるだけ手早く行いましょう。
材料
【2人分/1人分420kcal】
・あじ(刺身用、三枚におろしたもの)…2尾分
・A[ねりごま(白)20g、しょうゆ大さじ1/2、みりん大さじ1、白みそ小さじ1、ごま油小さじ1/2]
・ねぎ…10cm
・いりごま(白)…大さじ1/2
・しょうが…小1かけ(5g)
・しその葉…4枚
・焼きのり…1/2枚
・温かいごはん…300g
作り方
【1】
ねぎは小口切りにする。しょうがはすりおろす。しそは軸を除いてせん切りにし、水にさらして水気をきる。のりはちぎる。
【2】
あじは皮をむき、5~6mm幅に切る。
【3】
ボールにAを合わせ、あじ、ねぎ、いりごまを入れて混ぜる。
【4】
器にごはんをよそい、のり、しそを順に散らす。[3]をのせ、中央にしょうがをのせる。
◎しその葉のせん切り
4枚を重ねて効率よく。軸を切り落としたら、縦に丸めて棒状にし、端から細く切っていきます。中央の太い筋が断ち切られ、食べやすくなります。水にさらすとアクが抜けますが、香りも抜けていくので、さっとさらすに留めましょう。
献立の例 なすといんげんの煮もの、とうふとみょうがのみそ汁
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2022年8月13日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
・公式サイト https://style.nikkei.com/plus1?n_cid=LMNST004
・公式twitter https://twitter.com/nikkei_plus1
※外部サイトにつながります