とり肉とさつまいもの炒め煮
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
とり肉と旬のさつまいもをこっくりと照りよく仕上げた、和のおかず。肉もさつまいもも大きめに切って、十分な食べごたえの一品です。煮る前に具材を炒める「炒め煮」という調理法。油が加わることでコクが出るだけでなく、煮くずれしにくくもなります。口に入れたときに、ほっくりとほどけるさつまいもの食感が◎です。
材料
【2人分/1人分463kcal】
・とりもも肉…1枚(250g)
・かたくり粉…小さじ1/2
・A[塩少々、酒小さじ1/2]
・さつまいも…1本(200g)
・ねぎ…1本(100g)
・しいたけ…4個(60g)
・サラダ油…大さじ1/2
・B[だし150ml、砂糖・みりん・酒各大さじ1、しょうゆ大さじ11/2]
作り方
【1】
とり肉は4~5cm角に切る。Aをもみこむ。
【2】
さつまいもは皮つきのまま4~5cm大の乱切りにする。水にさらして水気をきる。ねぎは4cm長さに切る。しいたけは軸を除く。[1]にかたくり粉をまぶす。
【3】
深めのフライパンに油を中火で温め、とり肉を皮を下にして入れる。上下を返し、焼き色がついたらとり出す。続けて、さつまいも、ねぎを炒める。
【4】
全体に油がまわったらBを加え、しいたけととり肉を加える。
【5】
煮立ったらアクをとり、落としぶたとふたをして、弱めの中火にし、さつまいもがやわらかくなるまで12~13分煮る。途中で1、2回、上下を返す。
◎さつまいもの保存
低温に弱いので、新聞紙などに包んで室温に保存します。使いかけのものはラップで包んで冷蔵庫の野菜室へ。ゆでれば冷凍も可能。よく洗ってから切り、水にさらしてかためにゆで、保存袋に入れて冷凍。使うときは凍ったまま加熱調理を。
献立の例 ほうれんそうのおひたし、とうふとわかめのみそ汁、ごはん
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2022年11月12日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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