かんたん美味レシピ

春菊のシーザーサラダ

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
鍋ものなどにあるとうれしい春菊。いちばんの特徴は、独特のほろにがさと香りです。今回はシーザーサラダでその風味を生のまま味わいましょう。
春菊は茎が細く短めのものが、やわらかく食べられます。ドレッシングがうすまらないよう、[3]でしっかりと水をきってください。
クルトンは少し大きめに作りました。さらに小さく切ってから焼けば、もっとカリカリに仕上がります。
材料
【2人分/1人分193kcal

・春菊…1/2束(100g)
・卵…2個
・A[アンチョビ1切れ(2g)、にんにく少々、マヨネーズ・オリーブ油・白ワインビネガー・粉チーズ各小さじ1]
・食パン(8枚切り)…1/2枚
・サラダ油…大さじ1
・粗びき黒こしょう…少々

作り方
【1】
温泉卵を作る。鍋に湯800mlを沸かす。火を止めて水100mlを加え、卵を入れる。ふたをして、そのまま20分おき、とり出す。
【2】
クルトンを作る。食パンは耳を落とし、1.5cm角に切る。フライパンに油を温め、さっと炒めて焼き色をつける。
【3】
春菊は葉をつみ、長いものは半分にちぎる。水にさらしてシャキッとさせる。 水気をよくきる。
【4】
アンチョビはきざむ。にんにくはすりおろす。Aを順に合わせる(ドレッシング)。
【5】
春菊をドレッシングであえ、器に盛る。
【6】
温泉卵は殻を割り、中央にのせる。クルトンをちらし、黒こしょうをふる。

◎温泉卵
卵黄と卵白の固まる温度差を利用して作ります。沸騰した湯に水を加えて約80℃のにしたところに冷たい卵を入れることで、温度がゆっくり下がり、卵黄は半熟状、卵白はトロリとした状態に。卵は直前まで冷蔵庫で冷やしておくこともポイントです。

献立の例 ツナとトマトのパスタ、マッシュルームのスープ

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2023年3月4日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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