かんたん美味レシピ

豚肉の甘酒みそ焼き

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
ごはんが進むおかずのご紹介。甘酒とみそに、薄切りの豚肉をつけこんで焼くだけと、とってもシンプル。調理時間も短く、ふだんの食卓に何度も登場させたくなる一品です。
甘酒の自然な甘味が感じられ、まろやかでやわらかな味わい。肉はつけこむことでうま味が増し、しっとりとした焼きあがりになります。
豚肉はスーパーでもさまざまな部位がいろいろな厚さで売られていますが、どの部位でも作れます。写真は、適度に脂肪があり、肉のきめが細かくてやわらかいロース肉のしょうが焼き用を使いました。もっと薄い肉で作る場合は、焼く時間を短めにして、ようすをみながら火を通してください。

材料
【2人分/1人分324kcal

・豚薄切り肉…200g
・こしょう…少々
・甘酒(こうじタイプ)…50ml
・みそ…大さじ11/2
・たまねぎ…1/2個(100g)
・サラダ油…小さじ1

作り方
【1】
肉にこしょうをふる。ボールに甘酒とみそを合わせ、肉を入れる。30分以上つける。
【2】
たまねぎは5~6mm幅に切る。
【3】
フライパンに油を中火で温め、たまねぎを炒める。しんなりしたらとり出す。
【4】
続けて、同じフライパンに肉を入れ(つけ汁はとりおく)、中火で4~5分、両面を焼く。
【5】
たまねぎと、とりおいたつけ汁をフライパンに加える。つけ汁が少なくなるまで煮からめる。

◎甘酒
米こうじを利用して作られる甘酒は、「飲む点滴」といわれるほど栄養が豊富。また、甘酒に含まれる食物繊維やオリゴ糖は、腸を元気にしてくれます。こうじ菌から生まれる「こうじ酸」は、メラニンの生成を抑える効果があります。

献立の例 ブロッコリーの卵炒め、わかめととうふのみそ汁、ごはん

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2023年3月11日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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