とうがんのスープ煮
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
漢字で「冬瓜」と書くウリ科のとうがんは、その名に反して夏が旬の野菜です。夏に収穫して、丸ごと冷暗所に置けば冬まで保存できることからその名がついたのだとか。火通りがよく、淡泊な味わいでさまざまな料理に合います。
このレシピでは、中華風のスープ煮に。あさりのうま味にしょうがと黒こしょうでアクセントを加え、ちょっとおしゃれな薬膳料理のように仕上げました。
あさりは「砂抜きずみ」の表示があるものでも、30分ほど砂抜きすると安心です。
とうがんは、切り口がみずみずしくて果肉が白い、新鮮なものを選びましょう。
材料
【2人分/1人分28kcal】
・とうがん…200g
・あさり(殻つき、砂抜きずみ)…100g
・しょうが…小1かけ(5g)
・ねぎ…5g
・A[水400ml、中華スープの素小さじ1、酒大さじ1]
・黒こしょう…少々
作り方
【1】
あさりは塩水(水200mlに塩小さじ1の割合)につけ、暗いところに30分ほどおいて砂抜きする。真水を入れたボールに移し、殻をこすり合わせるようにして洗う。流水ですすぎ、ざるにあげる。
【2】
とうがんは種とわたを除いて2cm角に切り、皮をむく。しょうが、ねぎはみじん切りにする。
【3】
鍋にAを煮立てる。とうがんとしょうがを入れ、ふたをして、中火で約6分煮る。
【4】
あさりを加え、口が開くまでさらに2分煮る。
【5】
器に汁ごと盛る。ねぎを散らし、黒こしょうをふる。
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2023年6月24日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。2023年3月に20周年を迎えました。
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