いかすみのあえもの

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
「いったいこれは何？」と目を引くこと間違いなし！　切ってあえるだけの手軽さで、おもてなしの前菜にぴったり。冷えた白ワインによく合うおつまみにもなる１品です。
真っ黒なあえ衣の正体は、いかの“すみ”です。このレシピでは、輸入食材店などに売られている、市販の「いかすみペースト」を使いましたが、いかをさばく機会があれば、“墨袋”の中身を使ってもかまいません。
具材は、いかのくん製とたまねぎ。くん製は、スーパーのおつまみや珍味コーナーに、売られています。写真は、薄くスライスされたやわらかいものを使いました。食感は異なりますが、割いたような歯ごたえのあるタイプでも作れます。
たまねぎは水にさらして辛味を抜きますが、水っぽい仕上がりにならないよう、水気はしっかりしぼるのがポイント。数回に分けて、両手のてのひらではさみ、握手をするようにギュッとにぎってしぼってください。

材料
【２人分／１人分107kcal】
・いかのくん製（市販）…30ｇ
・いかすみペースト（市販）…１袋（４ｇ）
・たまねぎ…1/2個（100ｇ）
・マヨネーズ…大さじ１1/2（18ｇ）

作り方
【１】
たまねぎは横向きに薄切りにし、水にさらす。水気をしぼる。
【２】
いかのくん製は大きければ食べやすく切る。
【３】
ボールにマヨネーズといかすみペーストを合わせ、たまねぎといかをあえる。

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス１」で連載している「かんたん美味」2023年9月2日の掲載の内容をＷｅｂ記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく！」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。2023年3月に20周年を迎えました。

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