柿のチーズあえ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
秋のくだものの代表格「柿」のレシピです。「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」などの俳句にも詠まれ、和のイメージが強いかもしれませんが、今回ご紹介するのは、ちょっとおしゃれな洋の一皿。まるでデザートのような甘味がありますが、黒こしょうをかけることで、ワインのおともにぴったりな一品に。そのまま食べるには少し甘味がたりない柿も、おいしく食べられますよ。
柿は、風邪予防の効果が期待できるビタミンCのほか、カロテン、食物繊維が豊富です。
柿をあえるカッテージチーズは、フレッシュチーズの一種。脱脂乳や脱脂粉乳に乳酸菌と酵素を加えて凝固させ、水分をきって作ります。原材料が脱脂乳のため、脂肪分は低く、くせのないさっぱりとした味わい。そぼろ状になった「粒タイプ(プレーン)」も売られていますが、このレシピでは、はちみつと混ざりやすい「裏ごしタイプ」を選ぶのがおすすめです。
時間が経つと柿の水分が出て水っぽくなってしまうので、そのとき食べる分だけをあえるようにしましょう。
材料
【2人分/1人分126kcal】
・柿…1個(200g)
・カッテージチーズ(裏ごしタイプ)…100g
・はちみつ…大さじ1/2
・黒こしょう…適量
作り方
【1】
柿はひと口大に切る。
【2】
チーズとはちみつは合わせる。
【3】
柿を[2]であえる。器に盛り、黒こしょうをふる。
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2023年11月4日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。2023年3月に20周年を迎えました。
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