かんたん美味レシピ

ひな祭りの押しずし

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
ひな祭りのひしもちをイメージした押しずしのご紹介です。すしめしは、ふつうの水分量で炊いたごはんと市販のすし酢で手軽に作り、さけフレークと、香りのよい青のりで色づけ。さけフレークは、そのままでも作れますが、細かくきざむと均一に混ざり、きれいなピンク色になります。
残った菜の花の茎は、すまし汁の具などにして食べきりましょう。

材料
【4人分/1人分292
kcal
・温かいごはん…500g
・すし酢(市販)…大さじ4
・さけフレーク(きざむ)…30g
・青のり…小さじ2
・とき卵…2個分
・A[砂糖大さじ1、塩少々]
<トッピング>
・菜の花…30g(花先のみ使用)
・スモークサーモン…2枚

作り方
【1】
ごはんをボールに入れてすし酢を混ぜ、人肌程度にさます。3等分し、1/3にさけフレークを(ピンク)、1/3に青のりを(緑)混ぜる。
【2】
卵にAを混ぜる。フライパンにサラダ油少々(材料外)を中火で温める。卵液を入れ、いり卵を作る。
【3】
容量約600mlの四角い型に大きめのラップを敷く(角には箸などでしっかり押しこむ)。いり卵、ピンクのすしめし、何も混ぜていないすしめし、緑のすしめしを順に詰める。その都度、ラップを当て、やさしく押さえてなじませる。
【4】
皿を当てながら、緑のすしめしが下になるように上下を返してとり出す。4つに切り分ける。
【5】
<トッピング>菜の花はさっとゆで、水気をしぼる。茎を除き、4つに切る。スモークサーモンは細長く半分に切る。端から巻き、花の形にする。上に飾る。

◎いり卵
フライパンに手をかざして温かさを感じる程度になったら卵を入れます。片手に菜箸4本を先を広げて持ち、小さい円を描くようにしながらフライパン全体を混ぜると、細かいいり卵に。余熱で加熱が進むので、できあがったらとり出しておきましょう。

献立の例 菜の花のからしあえ、手毬麩のすまし汁

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2023年2月25日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。2023年3月に20周年を迎えました。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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