わかめと花かつおのうどん

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
シンプルで飽きのこない料理だからこそ、おいしく作りたいうどん。この季節ならではの「生わかめ」をたっぷりのせて味わいましょう。
海で採取したままの生わかめは、２月から４月ころにかけて出回ります。褐色をしていますが、湯通しするときれいな緑色に変わるのは、見ていて楽しいですね。「刺身わかめ」などの名前で、湯通しして売られている緑色のものは、[２]で熱湯に通す必要はありません。
生わかめをまな板に広げてみると、意外に大きいので、つながっている部分を切り離し、食べやすい長さに切ってください。
わかめと一緒にのせたのは、「花かつお」。だしをとるのに向いている、大きくけずられたかつおぶしです。うどんのつゆにさらにうま味を加えてくれます。

材料
【２人分／１人分316kcal】
・うどん（ゆで）…２玉
・だし…600ml
・しょうゆ…大さじ１
・みりん・酒…各大さじ２
・塩…小さじ1/3
・生わかめ…40ｇ
・ねぎ…30ｇ
・けずりかつお…16ｇ

作り方
【１】
鍋にだし、しょうゆ、みりん、酒、塩を煮立て、つゆを作る。
【２】
わかめはさっと熱湯に通して水にとり、水気をきる。食べやすい大きさに切る。ねぎは小口切りにする。
【３】
うどんは表示時間通りに温め、器に入れる。[１]のつゆをそそぐ。
【４】
わかめ、けずりかつお、ねぎをのせる。

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス１」で連載している「かんたん美味」2024年3月30日の掲載の内容をＷｅｂ記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく！」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。2023年3月に20周年を迎えました。

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