かんたん美味レシピ

新茶と新しょうがのごはん

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
立春から88日目にあたる「八十八夜」。この時期の茶葉の新芽を摘みとったものが「新茶」と呼ばれます。合わせるのは新しょうが。新しょうがとは、収穫したしょうがを貯蔵せずに出荷したもので、通年出回るしょうがに比べて、みずみずしく、から味がマイルドなのが特徴です。
一緒に加えたちりめんじゃこは、いわしの小さな稚魚をゆでて干し、よく乾燥させたもの。塩味があるので、少なめのしょうゆでも充分おいしくできあがります。ちりめんじゃこは冷蔵で約1週間保存可能です。
米の浸水後に酒としょうゆを加えるので、その分、水は少なめに。調味料を水と同時に加えると吸水しづらくなるため、必ず浸水後に加えてください。

材料
【4人分/1人分283
kcal
・米…300g(米用カップ2)
・水…360ml
・酒…大さじ1
・しょうゆ…小さじ1
・新しょうが…10g
・ちりめんじゃこ…20g
・新茶…大さじ1

作り方
【1】
米はとぎ、分量の水を加えて20分浸水させる。酒、しょうゆを加え、ふつうに炊く。
【2】
しょうがはせん切りにする。
【3】
ごはんが炊きあがったら、じゃこ、新茶、しょうがを混ぜる。

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2024年5月25日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より20年以上にわたり、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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