モロヘイヤのかき揚げ風

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
夏が旬のモロヘイヤ。スーパーで手軽に手に入りますが、食べ方がワンパターンになってしまうという声もよく聞きます。今回ご紹介するのは、フライパンで揚げ焼きにするかき揚げ風の一品。モロヘイヤのねっとりとした口あたりが、サクサクの衣やつぶつぶのコーンの食感と対照的に楽しめます。モロヘイヤの料理のバリエーションにぜひ加えてください。
軽い衣に仕上げるコツは、粉と水を混ぜすぎないこと。ダマや粉っぽさが少し残る程度に留めます。具を混ぜたら時間をおかずに揚げるのもポイントです。
モロヘイヤを選ぶときは、緑色が濃く、全体にはりがあるものを。黒っぽく変色している葉があったり、枝の切り口が変色していたりするものは避けます。いたみやすいので早めに使いきりましょう。

材料
【２人分／１人分83kcal】
・モロヘイヤ…40ｇ（約1/2袋）
・コーン缶詰（ホール）…10ｇ
・天ぷら粉（市販）…20ｇ
・水…30ml
・塩…少々
・サラダ油…大さじ４

作り方
【１】
モロヘイヤは洗って水気をきり、葉をつむ。コーンは汁気をきる。
【２】
ボールに天ぷら粉、分量の水、塩を合わせ、さっくりと混ぜる。
【３】
[２]にモロヘイヤとコーンを混ぜる。
【４】
フライパンに油を中火で温め、[３]を薄く４等分に広げる。２～３分焼いて上下を返し、さらに２分焼く。衣がカリッとしたらとり出し、油をきる。

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス１」で連載している「かんたん美味」2024年7月13日の掲載の内容をＷｅｂ記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく！」をモットーに、2003年より20年以上にわたり、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

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