アジのフルーツサラダ

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
かんきつフルーツをたっぷりと使ったサラダです。彩り鮮やか、香りはさわやか。主役のアジとの組み合わせはどんな感じ？と、食べる人をワクワクさせてくれます。
アジは一年中手に入りやすい魚ですが、脂がのっておいしくなるのは5月から7月にかけての初夏。まさに今です。しかも刺し身パックになっているアジを使うので、とても手軽に作れます。新鮮なアジを自分でおろす場合は、1.5～2尾分を使ってください。グレープフルーツは、アジの身の色を引き立たせるためにホワイトを使いましたが、ルビーでもおいしく作れます。フルーツの甘味、酸味と、脂ののったアジとの絶妙な相性を楽しんでください。

材料
【２人分／１人分139kcal】

・オレンジ … 1/2個（100g）
・グレープフルーツ（ホワイト）… 1/2個（150ｇ）
・アジの刺身 … 60ｇ
［Ａ］
・塩 … 少々
・酢 … 大さじ１

・紫タマネギ … 25g
・イタリアンパセリ … １枝
・塩・こしょう … 各少々
・オリーブ油 … 大さじ１

作り方

【１】
Ａ（塩 少々、酢 大さじ１）を合わせ、アジを10分つける。
【２】
オレンジとグレープフルーツはボウルの上で皮をむいて（果汁をとりおく）実をとり出す。
【３】
紫タマネギは薄切りにし、水にさらして水気をきる。イタリアンパセリは葉を粗みじんに切る。
【４】
アジは汁気をきり、【２】のボウルに入れる。フルーツ、紫タマネギ、塩ひとつまみ（材料外）を加えて軽く混ぜ、器に盛る。イタリアンパセリを散らす。
【５】
食べるときに塩、こしょうをふり、オリーブ油を回しかける。

◎メモ　かんきつ類の皮をむく
よく切れるペティナイフが便利。
①上下の皮を切り落とす。
②ボウルの上で実と皮の境にナイフを入れ、果肉が見える程度に皮を厚めにむく（薄皮を残さない）。
③房にそってV字に切りこみを入れ、実をとり出す。

献立の例　ペペロンチーノ、チーズの盛り合わせ

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス１」で連載している「かんたん美味」2018年６月２日の掲載の内容をＷｅｂ記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく！」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

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