セロリとキュウリのあえもの
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
もうひと品、というときにぜひ作りたい、夏らしい涼しげな小鉢です。このところの蒸し暑さで食欲が落ちている人にもおすすめ。セロリのさわやかな風味とゴマ油のうま味が食欲を刺激してくれます。
材料はシンプルで、作り方は3ステップ。朝、さっと作ってお弁当の箸休めにもいかがでしょう。
セロリは斜め薄切りにするので、筋は気になりません。キュウリが1本で2人分になっていますが、シャキシャキの歯ごたえと冷えたのどごしに、1人でもぺろりと食べきってしまいます。この季節らしいさっぱりとしたおかずなので、器に盛る直前まで冷蔵庫で冷やして食べるのがおすすめです。
かまぼこの白が、野菜の緑と美しいコントラストになります。ちくわでも笹かまぼこでも、好みの練り製品を使ってください。手軽に使える練り製品を冷蔵庫に常備しておくと重宝します。火を使いたくない暑い日の食事作りも、キッチンに立つのがちょっと気楽になりますよ。
材料
【2人分/1人分52kcal】
・キュウリ…1本(100g)
・セロリ…大1/2本(60g)
・塩小さじ…1/6
・かまぼこ(白)…25g
[A]
・塩 … 少々
・ゴマ油…大さじ1/2
作り方
【1】
キュウリは長さ4cmに切り、4~6つ割りにする。セロリは長さ3~4cm、幅5mmの斜め切りにする。合わせて塩小さじ1/6をふり、5分ほどおく。
【2】
かまぼこは厚さ1cmに切り、幅を3等分する。
【3】
ボウルにA(塩 少々、ゴマ油大さじ1/2)を合わせる。水気をしぼった【1】と、【2】を入れてあえる。
◎メモ セロリの葉でごはんの友 お弁当にもぜひ。
【1】セロリの葉や小枝1本分(約30g)はさっとゆでて水にさらす。細かく切り、水気をしぼる。
【2】鍋に〈みりん・酒・しょうゆ各小さじ1〉と【1】を入れ、弱火で1分ほど煮る。いりごま(白)小さじ1を混ぜる。
献立の例 豚肉のショウガ焼き、わかめのみそ汁、ごはん
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2018年6月23日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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