七夕そうめん
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
織姫の織り糸と輝く天の川に見立て、古くよりそうめんが行事食として食べられてきました。そこで今回は、七夕の夜にぴったりな、そうめんのアレンジメニューを紹介します。切り口が星形になるオクラ、鮮やかな黄色のたくあん、マグロを彩りよく散りばめます。マグロは安価なブツ切りや切り落としで充分。「漬け」にすることで、味がぐっとよくなります。また、なめらかなとろろのおかげで、具とめん、つゆがよくからみ、暑さで食欲がないときでもつるりと食べやすくなります。
レシピでは市販のめんつゆを使いましたが、下のメモで紹介する自家製めんつゆもぜひお試しください。だしの香りがふくよかな、ワンランク上のおいしさになります。
材料
【2人分/1人分306kcal】
・マグロ(刺し身用)…100g
[A]
・しょうゆ…大さじ1/2
・みりん…大さじ1/2
・オクラ…2本
・ナガイモ…150g
・ミョウガ…1/2本
・たくあん…30g
・そうめん…2束(100g)
・そうめんつゆ(市販)…適量
・練りわさび…適量
作り方
【1】
マグロは大きければ食べやすく切り、A(しょうゆ・みりん各大さじ1/2)に約10分つける。
【2】
オクラはさっとゆでて小口切りにする。ナガイモは皮をむき、すりおろす。ミョウガはせん切りにし、水にさらして水気をきる。たくあんは5mm角に切る。
【3】
そうめんはたっぷりの湯で表示どおりにゆでる。ざるにあけて冷水で洗い、水気をきる。
【4】
器にそうめんを盛り、【1】と【2】の具をのせる。わさびを添え、めんつゆをかけて食べる。
◎メモ だしが香る自家製めんつゆ
〈水350ml、けずりかつお5g、しょうゆ大さじ1/2、みりん大さじ1/2、塩小さじ1/2〉を鍋に入れて火にかける(ふたはしない)。沸騰したら火を弱め、1~2分煮て、こす。あら熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
献立の例 天ぷら、玉子どうふ、スイカ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2018年7月7日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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