長いもととり手羽の煮もの
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
味も見た目もやさしい、長いもと手羽中の煮ものです。
「ぬめりこそが長いもの持ち味!」という人は、ぬめりを落とさずに使っても。長いものぬめりには、消化吸収を助けるはたらきもあります。
手羽中は「チキンスペアリブ」とも呼ばれ、手羽先の先端を切り離してさらに2つに割ったもの。鍋もの、スープに使うと骨からうま味がよく出ます。このレシピでは、先に焼くことで香ばしくなり、くさみも抑えられます。
材料
【2人分/1人分194kcal】
・長いも…200g
・とり手羽中(ハーフカット)…150g
・塩…少々
・酒…小さじ1/2
・だし…150ml
[A]
・みりん…大さじ2
・うすくちしょうゆ…大さじ1
・塩…小さじ1/6
・サラダ油…小さじ1/2
・万能ねぎ(小口切り)…1本分
作り方
【1】
とり手羽に塩、酒をふって下味をつける。
【2】
長いもは皮をむき、縦半分(太い場合は4等分)に切る。ひと口大の乱切りにして、ざるに入れる。流水でよく洗い、ぬめりを落とす。
【3】
フライパンに油を温め、中火で【1】を焼く。両面に焼き色がついたらいったん火を止め、フライパンの汚れをペーパーでふきとる。
【4】
長いも、だし、A(みりん大さじ2、うすくちしょうゆ大さじ1、塩小さじ1/6)を加えて再び火にかけ、煮立ったらアクをとる。中火にし、落としぶたをして10分煮る(鍋のふたはずらしてのせる)。
【5】
ふたをとり、強めの中火にして4~5分、煮汁が少し残るくらいまで煮る。器に盛り、ねぎを散らす。
◎メモ うすくちしょうゆ
色が薄いのが特徴で、材料の色合いをそこないたくない料理に向きます。今回のレシピでは、長いもの白さをいかすために使いました。含まれる塩分は、こいくちしょうゆに比べるとやや高め。こいくちしょうゆで代用しても作れます。
献立の例 春菊としめじのごまあえ、とうふのみそ汁、ごはん
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2018年11月24日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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