せりの常夜鍋
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
常夜鍋といえば、定番はほうれんそうですが、今回は旬のせりを使ってみました。
せり200gというとかなりの量になりますが、独特の香りがたまらないおいしさで、どんどん食べられます。シャキッとした食感も魅力なので、鍋に入れてグラッとしたとき=「煮えばな」を逃さずに。写真では一度にたくさん入れていますが、少しずつ入れると、シャキシャキ感がより楽しめます。
材料【2人分/1人分260kcal】
・せり…200g
・豚肉(ロース・しゃぶしゃぶ用)…150g
・しょうが…10g
・にんにく…10g
[A]
・かつおだし…600ml
・酒…50ml
・しょうゆ…大さじ1/2
・塩…小さじ1/3
・ゆず(くし形)…1/4個
[つけだれ]
・みりん…25ml
・しょうゆ…25ml
・にんにく(すりおろす)…5g
作り方
【1】
つけだれの材料(みりん・しょうゆ各25ml、にんにく5g)を小鍋に入れて中火にかける。ひと煮立ちしたら弱火にし、1~2分煮る。個々の器に1/2量ずつ入れる。
【2】
せりは根元を落として長さ5cmに切る。しょうがは皮つきのまま薄切りにする。にんにく10gは軽くつぶす。ゆずは2つに切る。
【3】
食卓で、土鍋にA(かつおだし600ml、酒50ml、しょうゆ大さじ1/2、塩小さじ1/3)とにんにく、しょうがを入れ、中火にかける。煮立ったら肉を1枚ずつ広げて入れ、アクが出たらとる。肉の色が変わったらセリを入れ、さっと火を通す。
【4】
具を【1】の器にとり、ゆずをしぼって食べる。
◎メモ 「毎晩食べても飽きない」
常夜鍋の名前の由来とか。ほうれんそうやせりのほか、小松菜やはくさいなどを使い、ポン酢で食べる鍋です。このレシピでは、鍋のスープにもつけだれにもにんにくをきかせました。最後はうどんを加えて〆にどうぞ。
献立の例 うどん、千枚漬け
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2019年1月12日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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