さといもと牛肉のカレー煮
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
さといもと牛肉を和風のカレー味で煮ました。和の味とカレー味は、意外にも高相性。スパイシーすぎず、やさしい味わいのおかずです。また、さといもは厚め、ねぎも長めに切っているので、見た目にもボリューム感のある一品に仕上がります。
さといもはぬめりをとるために塩でもんで洗い流したりゆでたりすることがありますが、このレシピで塩を使うのは、下味をつけるため。ぬめりは残したまま仕上げますが、気になる人は【1】のあとで洗い流しても。その場合、下味の塩が流れてしまいますから、塩少々をまぶしましょう。
材料
【2人分/1人分345kcal】
・さといも…150g
・ねぎ(緑色の部分を含む)…100g
・牛こま切れ肉…200g
[A]
・カレー粉…小さじ1
・みりん…大さじ2
・酒…大さじ1
・しょうゆ…大さじ1/2
・小麦粉…小さじ1/2
・水…100ml
作り方
【1】
さといもは皮をむき、2cm厚さの輪切りにする。鍋にさといもを入れ、塩小さじ1/4(材料外)を全体にまぶし、5分ほどおく。
【2】
ねぎは白い部分を5cm長さに切る。緑色の部分は小口切りにしてさっと水にさらす(飾り用)。
【3】
ボールにA(カレー粉小さじ1、みりん大さじ2、酒大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、小麦粉小さじ1/2)を合わせ、肉を入れてもみこむ。
【4】
【1】のさといもの上にねぎをのせ、牛肉を広げてのせる。
【5】
分量の水を加えて中火にかける。煮立ったら弱火にし、ふたをしてさといもがやわらかくなるまで10分ほど煮る。途中で2、3回アクをとる。ふたをとり、煮詰める。
【6】
器に盛り、飾り用のねぎをのせる。
◎メモ さといもを下に
鍋に入れる順番も、上手に煮るポイントのひとつ。しっかり火を通したいさといもは最初に入れ、次にねぎを、最後に牛肉をのせます。牛肉は火からいちばん遠ざけることで、火が通りすぎてかたくなるのを防げます。
献立の例 もやしの酢のもの、はくさいのスープ、ごはん
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2019年2月16日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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