ごはんのグラタン
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
余ったごはんやお家にある材料で作れるグラタン。がんばる人の夜食にも喜ばれそうな一品です。
ちょっと面倒だと思われがちなホワイトソースは作らず、小麦粉と牛乳を加えながらひとつのフライパンで作り上げるので、とても手軽。小麦粉がダマにならないように、牛乳は少しずつ加えましょう。
材料に火は通っているので、オーブンでは焼き目をつけるだけ。オーブントースターや魚焼きグリルでも焼けますが、オーブンよりこげやすいので気をつけてください。
材料
【2人分/1人分412kcal】
・温かいごはん…150g
・ねぎ…1/2本(50g)
・ツナ缶詰(油漬け、フレークタイプ)…小1/2缶(35g)
・バター…10g
・塩…少々
・小麦粉…大さじ11/2
・牛乳…200ml
・粉チーズ…10g
・こしょう…少々
・ピザ用チーズ…40g
作り方
【1】
ねぎは小口切りにする。ツナ缶は汁気を軽くきっておく。
【2】
大きめの深さがあるフライパンにバターを中火で溶かす。ごはんを加えて手早くほぐしながらいためる。
【3】
【2】に【1】と塩を加えて混ぜる。小麦粉を加えて火を弱め、こげないように混ぜながら2~3分炒める。牛乳を少しずつ加え、なじんだら粉チーズとコショウを加えて混ぜ、火を止める。
【4】
【3】をグラタン皿(耐熱皿)に入れ、ピザ用チーズを散らす。240℃のオーブン(ガスオーブンなら230℃)で約10分焼く。
◎メモ うま味はおまかせ
ツナ缶はマグロやカツオが原料。和洋中を問わずうま味の材料として大活躍します。このグラタンもツナ缶が「うま味担当」。おかげで複雑な調味料は必要ありません。油漬けと水煮がありますが、ここではコクのある油漬けを使いました。
献立の例 アスパラのグリーンサラダ、ベーコンのコンソメスープ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2019年3月30日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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