カラフルじゃこ炒め
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
新生活スタートのシーズン、お弁当作りを新たに始める人もいることでしょう。お弁当は、メインのおかずが決まっても、副菜を決めるのが悩みのタネになることも多いのでは。そんなときのために、少ない材料でさっと作れるおかずを覚えておきましょう。
食欲をそそるお弁当に大切なのが彩りです。赤は手軽なミニトマトについ頼りがちですが、パプリカも赤のレギュラーメンバーに加えてください。鮮やかな色がきれいに出るように、ここではうすくちしょうゆを使いました。ない場合はこいくちしょうゆを使い、ようすをみながら量を加減してください。
じゃこのほかに、かつおぶしや塩こんぶ、ゆかりなども、小さなおかずを作るときに味を決めるいい仕事をしてくれますよ。
冷蔵で約3日、日もちするので、まとめて作っておくのもおすすめ。お弁当だけでなく、ふだんの食卓に色を添えたいときにも便利な一品です。
材料
【4人分/1人分63kcal】
・パプリカ(赤)…1個(150g)
・パプリカ(黄)…1個(150g)
・ちりめんじゃこ…30g
[A]
・うすくちしょうゆ…大さじ1
・みりん…大さじ1
・サラダ油…大さじ1/2
作り方
【1】
パプリカは縦半分に切り、種とへたを除く。長さを半分に切り、幅7~8mmに切る。
【2】
フライパンに油を温め、パプリカを中火で炒める。油がまわったらじゃこ、A(うすくちしょうゆ・みりん各大さじ1)を順に加えて、汁気がなくなるまで炒める。
◎メモ 色で考える
お弁当のごはんとおかずは半分ずつ。おかずは主菜1品に副菜1~2品で。赤、黄、緑、白、黒(茶)の5色が入ると全体の見ばえがよく、栄養のバランスもおのずと整います。いたみを防ぐために、必ずさましてから詰めましょう。
献立の例 とりのから揚げ、卵焼き、菜めしのおにぎり
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2019年4月6日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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