かきのアヒージョ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
スぺインの代表的なタパスとして知られるアヒージョ。かんたんに作れるので、家庭でも気軽にバル気分が味わえます。
本場では陶製のアヒージョ鍋で作りますが、今回は直径約20cmのスキレットを使いました。鍋が熱くなるので、やけどにはご注意を。また、火をつけている間はそばを離れないようにしましょう。
11月の第3木曜日は、ボージョレ・ヌーヴォーの解禁。新酒のおともにグツグツ煮立った鍋を食卓に並べれば気分も高まります。具材のうまみが溶けこんだ油は、パスタやサラダなどほかの料理にもぜひ使ってみてください。
材料
【2人分/1人分250kcal】
・生かき(加熱用)…8個(約250g)
・マッシュルーム…6個
・オリーブ油…適量
・にんにく…1片(10g)
・赤とうがらし…1本
・塩…小さじ1/4
・パセリ(粗みじん切り)…1本分
・バゲット…100g(7、8枚に切る)
作り方
【1】
ボールに塩水(水200mlに対し、塩小さじ1。材料外)を作り、かきを入れて洗い、ペーパータオルで水気をふきとる。
【2】
マッシュルームは大きければ縦半分に切る。
【3】
にんにくはみじん切りに、赤とうがらしは3つに切り、種をとる。
【4】
厚手の鉄鍋に深さ約1cmのオリーブ油と【3】、塩を入れ、中火で加熱する。
【5】
香りが出てきたら、かきと【2】を加え、4~5分煮る。途中で一度、上下を返す。
【6】
かきにふっくらとした弾力が出てきたら火を止め、パセリを散らす。
【7】
バゲットと一緒に食べる。
◎メモ タパスとピンチョス
スペインの軽食は「タパス」と総称されがちですが、厳密には小皿で供される料理をタパス、串で留められたフィンガーフードをピンチョスと呼びます。
献立の例 生ハムのサラダ、ワイン
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2019年11月16日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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