福豆のマリネ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
2月3日は節分。大きな声で鬼を追い払ったあとには年の数だけ豆を食べます。カリッと香ばしいいり大豆はそれだけでもおいしいものですが、今年はこんな食べ方で一年間の無病息災を願ってみてはいかがでしょう。
いり大豆を洋風のマリネにするのはちょっと意外な気もしますが、ベーコンとオリーブ油のコクや、ピクルスと酢の酸味がいり大豆の香ばしさによく合い、いい箸休めになります。小さなカップに入れて、お弁当にも。
旧暦では立春から新年となるので、その前日である節分はいわば大みそか。豆まきは邪気を払って新年を迎えるための大切な行事です。2020年の幕明けから1か月。三日坊主で終わったあれこれをもう一度スタートさせるチャンスでもありますよ。
材料【2人分/1人分177kcal】
・いり大豆…25g
・たまねぎ…25g
・ベーコン…1枚(20g)
・オリーブ油…大さじ1/4
[A]
・水…50ml
・スープの素…小さじ1/4
・酢…大さじ1/2
・きゅうりのピクルス…10g
・塩…少々
・こしょう…少々
作り方
【1】
たまねぎ、ベーコンは1cm角に切る。
【2】
フライパンに油を温め、【1】といり大豆を入れて1~2分炒める。A(水50ml、スープの素小さじ1/4、酢大さじ1/2)を加え、中火で3~4分、汁気がなくなるまで混ぜながら煮る。
【3】
ピクルスを粗くきざみ、【2】に加える。塩、こしょうで味をととのえる。
◎メモ いり大豆
「福豆」などの名でお店に並びます。残りがちなので、レシピをもうひとつ。【1】いり大豆50gに砂糖小さじ1、しょうゆ小さじ1/2、酢大さじ1を混ぜる。【2】しょうがのせん切り小1かけ(5g)分、いりごま(白)小さじ1を混ぜる。
献立の例 ロールキャベツ、フランスパン
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2019年2月2日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
・公式サイト https://style.nikkei.com/plus1?n_cid=LMNST004
・公式twitter https://twitter.com/nikkei_plus1
※外部サイトにつながります117