うぐいすもち
「春告げ鳥」ともいわれる〝うぐいす〞のかわいらしい姿をかたどった和菓子です。
「うぐいすもち」の名づけ親は、豊臣秀吉だとか。あんを包むぎゅうひは、電子レンジで作れます。同じ手順で作れる〝花もち〞と対にして、〝梅にうぐいす〞の仲良い小皿に仕立ててみました。
材料(うぐいすもち4個分)
・こしあん… 60g
・青きな粉… 10g
〈ぎゅうひ〉
・白玉粉 …50g
・水… 65ml
・砂糖… 25g
【準備】
・ トレーに青きな粉の半量を茶こしでふるっておく。
・ こしあんは、4等分して丸める。
・ 砂糖はふるう。
作り方
【1】
耐熱容器に白玉粉を入れ、分量の水を少しずつ加えながら指先でつぶして混ぜなめらかにする。
砂糖を加えて混ぜる。
【2】
ラップをして電子レンジで1分30 秒(500W)加熱する。ゴムべらで全体を混ぜる。再びラップをして約1分30秒加熱し、半透明のもち状にする。(ぎゅうひ)
【3】
レンジからとり出して、なめらかになるまでよく練り混ぜ、青きな粉をふるったトレーにあける。温かいうちにゴムべらで4等分する。(以降やけどに注意)
【4】
手粉(青きな粉・材料外)をつけ、ぎゅうひを円形にのばし、あんをのせる。ぎゅうひであんを包みこみ、口をつまんでとじる。
【5】
とじ目を下にし、両端をつまんで“うぐいす”の形に整える。仕上げに残りの青きな粉を上からふるう。
Variation
うぐいすもちと同様に“花もち”が作れます
作り方
【1】~【4】は同じ。
【5】
青きな粉の代わりに、かたくり粉(大さじ1)をトレーにふるい、ぎゅうひで白あん(計60g)を包む。
【6】
もちの4か所を指で押して花の形にし、中央をへこませて、ねり梅(少々)をのせる。
※当ページのコンテンツは、ベターホームのお料理教室の受講生の方のための会報誌「Betterhome Journal」2020年1月号掲載の内容を、Web記事として再掲したものです。
ベターホームのお料理教室の受講生向け会報誌「Betterhome Journal」
「おいしいって、しあわせなこと。」をキャッチフレーズに、 料理レシピや食についての情報を掲載しています。2020年2月号の特集は「腕まくりパスタ & お手軽パスタ」。3人に1人が週に1回食べているというパスタ。ちょっぴり手間をかけますが作りがいのあるソースが決め手の「腕まくりパスタ」と、経済的で手近な材料を使った時短レシピの「お手軽パスタ」を紹介します。暮らしのシーンに合わせて、お楽しみください!