そら豆のかき揚げ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
「空豆三日」。そら豆がおいしいのは収穫して3日以内という意味で、この言葉のとおり、そら豆は鮮度が命の食材です。さやつきのほうが鮮度が保たれているのでおすすめ。さやから出して売られている豆を使う場合は、100gをめやすに購入し、なるべく早めに調理しましょう。ほんのり黄緑色の、ホクホク食感はこの時期ならではの楽しみです。
材料
【2人分/1人分369kcal】
・そら豆(さやつき)…350g
・たまねぎ…80g
・桜えび…10g
・薄力粉…大さじ1/2
[A]
・とき卵…大さじ1
・冷水…大さじ2
[B]
・薄力粉…30g
・かたくり粉…大さじ1/2
・塩…少々
・レモン…1/4個
・揚げ油…適量
作り方
【1】
鍋に湯300mlを沸かし、塩小さじ1/2(材料外)を加える。豆をさやから出し、3~4分ゆでて皮をむく。
【2】
たまねぎは横半分に切り、薄切りにする。レモンは縦半分に切る。
【3】
ボールに豆、たまねぎ、桜えびを入れて混ぜ合わせ、薄力粉大さじ1/2をまぶす。
【4】
別のボールにA(とき卵大さじ1、冷水大さじ2)を合わせ、B(薄力粉30g、かたくり粉大さじ1/2、塩少々)をふり入れてさっくりと混ぜ、衣を作る。【3】を加えて混ぜ、4等分する。
【5】
揚げ油を170℃に熱し、2つずつ揚げる。【4】の1/4量を大きめのスプーンやフライ返しなどにのせて、鍋肌からそっと油に入れる。衣が固まってきたら上下を返し、カリッとするまで2分ほど揚げる。とり出して余分な油をきり、皿に盛る。レモンを添える。
◎メモ 桜えび
水揚げ後、桜色に変化する姿から「海のルビー」とも呼ばれる桜えび。駿河湾産と台湾産があります。やさしい甘味と香ばしさが魅力。カルシウムも豊富に含まれています。
献立の例 そば、卵どうふ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2020年4月25日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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