かつおの韓国風あえもの
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
かつおの旬は年2回あることを知っていますか?1度目がまさに今。エサを求め、黒潮にのって北上するかつおは「初がつお」と呼ばれ、もうひとつの旬、秋に産卵のため南下する「戻りかつお」に比べ、脂身が少なく、あっさりとした味わいが魅力です。
かつおといえば、刺身やたたきがおなじみですが、今回はひと味違う韓国風のピリ辛だれで。かつおは表面を軽くあぶることで香ばしくなります。特有のにおいは、にんにくやごま油でマスキング。糸とうがらしは辛味が少ないので子どもにも安心。料理の見た目も引き立ちます。
材料
【2人分/1人分116kcal】
・かつお(刺身用)…150g
・塩…小さじ1/2
・サラダ油…少々
・新たまねぎ…1/4個(50g)
・三つ葉…20g
[A]
・コチュジャン…大さじ1
・酢…大さじ1 1/2
・すりごま(白)…小さじ2
・にんにく(すりおろす)…小さじ1/2
・ごま油…小さじ1/2
・糸とうがらし…少々
作り方
【1】
かつおは全体に塩をふり、5分おく。ペーパータオルで水気をふく。
【2】
新たまねぎは薄切りにする。三つ葉は3cm長さに切る。
【3】
氷水とペーパータオルを用意する。フライパンに油を温め、かつおの表面を強めの中火で約10秒ずつさっと焼く。全面に焼き色がついたら、氷水にとり、ペーパータオルで水気をふく。1cm厚さに切る。
【4】
ボールにA(コチュジ1、酢大さじ1 1/2、すりごま(白)小さじ2ャン大さじ、にんにく小さじ1/2、ごま油小さじ1/2)を合わせる。【2】と【3】を加えてあえ、器に盛る。糸とうがらしを飾る。
◎メモ コチュジャン
ビビンバやチゲなどに使われる韓国の甘からみそ。辛さの中にも甘味とコクがあり、野菜につけて食べるなど、幅広く使えます。
献立の例 だいこんととり肉のスープ煮、韓国のり、ごはん
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2020年5月2日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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