アスパラガスの牛肉巻き
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
通年出回るアスパラガスですが、旬は初夏。旬の採れたてのものはやわらかく、さっとゆでるだけでおいしいもの。自然のごちそうです。
根元の固い繊維質の部分を残したまま調理すると、食べたときにかたく、繊維が口の中に残るので、ここは省いてはいけないポイントです。皮むき器を使うとかんたんにむけます。
濃いめの味つけがあとをひくおいしさで、ごはんとの相性も抜群。アスパラガスの穂先を少しのぞかせると、おいしそうに仕上がります。アスパラガスならではの歯ざわりと甘味もしっかり味わえる一品です。
材料
【2人分/1人分173kcal】
・グリーンアスパラガス…100g
・牛もも薄切り肉…150g
[A]
・砂糖・しょうゆ…各小さじ1/2
・オイスターソース…小さじ2
・酒・水…各大さじ1
・かたくり粉…大さじ1
・サラダ油…大さじ1/2
作り方
【1】
アスパラガスは根元を落としてかたい皮をむき、長さを半分に切る。熱湯で約1分、かためにゆでる。
【2】
肉の枚数に合わせ、アスパラガスを2、3本ずつに分ける。肉を広げ、まな板に縦長に置く。アスパラガスを手前にのせ、芯にしてころがすように端から巻きつける。軽くにぎるようにして肉をなじませる。長さを半分に切り、かたくり粉をまぶす。
【3】
A(砂糖・しょうゆ各小さじ1/2、オイスターソース小さじ2、酒・水各大さじ1)は合わせる。
【4】
フライパンに油を中火で温めて【2】を入れ、少しずつころがしながら全体を焼く。火を止め、フライパンの汚れをペーパータオルでふく。Aを加えて弱めの中火にかけ、たれを全体にからめる。
◎メモ グリーンアスパラガスの保存
ポリ袋に入れ、穂を上にして立てた状態で野菜室で保存します。鮮度が落ちやすいので早めに使いましょう。
献立の例 だいこんとにんじんの甘酢あえ、かきたま汁、ごはん
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2020年5月16日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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