ダルゴナコーヒー
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
ダルゴナコーヒーをご存じでしょうか? ふわふわに泡立てたコーヒーを、牛乳にのせた飲みものです。「ダルゴナ」とは、韓国の屋台で売られる、かるめ焼きのような砂糖菓子。味や見た目がそのダルゴナに似ていることから、この名がついたのだとか。ステイホームの風潮の中、自宅でゆったりとカフェ気分を味わう人が増え、ダルゴナコーヒーを作ってSNSに写真を投稿する人が増えたのが、日本にも広まったきっかけです。写真を撮りたくなるのも納得の、二層に分かれた見た目も魅力のひとつ。ぜひ透明のグラスでお楽しみください。
砂糖、コーヒー、湯は、すべて同量にするのが基本。季節柄、牛乳は温めてそそぎましたが、冷たいままでもOKです。好みの飲み方を見つけてくださいね。
ほろにがく、甘すぎない大人のデザートドリンク。秋の夜長、読書タイムのおともにどうぞ。
材料
【作りやすい分量/1人分181kcal】
・砂糖…大さじ2
・インスタントコーヒー…大さじ2
・湯…大さじ2
・牛乳…400ml
・インスタントコーヒー(飾り用)…少々
作り方
【1】
ボールに砂糖、インスタントコーヒー大さじ2、分量の湯を入れる。ハンドミキサー(または泡立器)で、ツノが立つまで泡立てる。
【2】
小鍋に牛乳を入れて火にかけ、温める。沸騰直前に火を止め、耐熱グラスにそそぐ。①をゆっくりと流し入れ、スプーンで泡の形をととのえる。飾り用のインスタントコーヒーをかける。
◎メモ 牛乳を温める
牛乳を温めてできる膜は、たんぱく質や脂肪などがかたまったもの。口当たりがよくないので、できるだけ膜が張らないよう、混ぜながら温めます。レンジで温めても。
献立の例 ビスコッティ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2020年11月21日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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