焼きしめさばずし
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
市販のしめさばで作るちらしずしのご紹介です。そのままでも食べられるしめさばを焼くのはひと手間に思われますが、香ばしさが加わって美味。しそとしょうががアクセントになり、さばのクセもやわらぎます。
すしめし用のごはんは、あとからすし酢を加える分、ふつうのごはんより少ない量の水で炊きます。すし酢はごはんが熱いうちにかけるのがポイント。ひと呼吸おいたら、しゃもじで混ぜます。うちわであおいで一気にさますと、ごはん粒がつやよく仕上がりますよ。
材料
【2人分/513kcal】
・米…150g(米用カップ1)
・水…180ml
・すし酢[酢大さじ11/2、砂糖小さじ2、塩小さじ1/6]
・しめさば(市販)…小1切れ(120g)
・しその葉…5枚
・甘酢しょうが…30g
・いりごま(白)…大さじ1
作り方
【1】
米を分量の水で炊き(調理時間に含まない)、ボールにあける。すし酢の材料を合わせ、熱いうちに全体にかける。しゃもじで切るように混ぜ、人肌程度までさます。
【2】
しそはせん切りにする。水にさらして水気をきり、約1枚分を飾り用にとりおく。甘酢しょうがはせん切りにする。ごまはペーパータオルにのせてきざむ。
【3】
しめさばは、7mm厚さのそぎ切りする。フライパンに入れ(油はひかない)、薄く焼き色がつくまで中火で両面を焼く。あら熱をとる。
【4】
①にごま、しょうが、しそ約4枚分を混ぜ、皿に盛る。しめさばをのせ、飾り用のしそを散らす。
◎メモ さば
「さばの生きぐされ」といわれるように、鮮度が落ちやすいさば。しめさばは、長期間、流通させるための知恵から生まれた調理法です。
献立の例 秋野菜のかき揚げ、とうふのすまし汁
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2020年11月14日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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