さば缶バーニャカウダ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
本来はアンチョビで作るバーニャカウダのソースを、家に常備していることの多いさば缶詰に代えて作ってみました。クセのない味わいで、アンチョビに比べてお財布にやさしいのもうれしいところ。残ったさばは、ラップに包み、保存袋に入れて冷凍保存できます。
ソースが熱いうちに食べられるよう、野菜の準備は先に済ませて。
材料
【2人分/1人分341kcal】
・ブロッコリー…100g
・にんじん(8cm長さ)…100g
・パプリカ(黄)…100g
・オリーブ(黒、種なし)…6個
・にんにく…2片(20g)
・さば水煮缶詰…60g
・缶汁…大さじ1
・牛乳…120ml
・オリーブ油…大さじ3
・塩…小さじ1/3
・黒こしょう…少々
作り方
【1】
ブロッコリーは小房に分け、色よくゆでる。にんじんは1cm角の棒状に切る。パプリカは1.5cm幅に切る。オリーブは3個ずつピックに刺す。皿に盛る。
【2】
にんにくは縦半分に切る。ラップでふんわり包み、電子レンジで約30秒(500W)加熱する。ラップで包んだままフォークなどでつぶし、なめらかにする。
【3】
小鍋に②、さばの身、分量の缶汁を入れ、細かくすりつぶす。
【4】
牛乳を5、6回に分けて加え、そのつど混ぜてなじませる。弱火で7~8分、半量になるまで混ぜながら煮る。
【5】
オリーブ油を3、4回に分けて混ぜながら加える。塩、黒こしょうで味をととのえ、火を止める。器に入れ、①に添える。
◎メモ バーニャカウダ
イタリア北部の方言でバーニャは「ソース」、カウダは「熱い」の意味。アンチョビとにんにくをオリーブ油で煮た郷土料理で、野菜につけて食べるのが一般的です。
献立の例 とり肉とトマトのパスタ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2020年12月12日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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