はくさいの信田煮
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
旬のはくさいを入れた信田煮(しのだに)。油揚げの油抜きは熱湯をかけず、ペーパータオルで押さえる程度に。コクとうま味を残し、手間もはぶけます。
材料
【2人分/1人分251kcal】
・油揚げ… 2枚
・はくさい… 80g
・とりひき肉… 100g
・A[塩小さじ1/6、しょうが(すりおろす)小さじ1/2、とき卵大さじ1、かたくり粉大さじ1]
・B[だし200ml、砂糖大さじ1/2、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、塩少々]
・かいわれだいこん… 1/2パック(20g)
作り方
【1】
はくさいは軸を断ち切る向きに幅5mmに切り、塩少々(材料外)をふる。しんなりするまで約10分おく。軽くしぼる。
【2】
油揚げはペーパータオルにはさみ、余分な油をとる。長い1辺を残し、残りの3辺は端から5mmを切り落とす。破らないように開く。
【3】
ひき肉にAを加えて粘りが出るまで混ぜ、油揚げ2枚の内側に半量ずつ広げる。はくさいと切り落とした油揚げを手前に半量ずつのせて、端から巻く。2本作る。
【4】
鍋に③を巻き終わりを下にして入れ、Bを加える。落としぶたと鍋のふたをして弱めの中火で約10分煮る。途中、上下を返す。煮汁が半量ほどになったら火を止め、そのままさます。
【5】
あら熱がとれたらとり出す。1本を6等分に切り、器に盛る。
【6】
鍋に残った煮汁を温める。かいわれだいこんを入れてさっと温め、⑤に添える。煮汁を器にそそぐ。
◎メモ 名前の由来
「信田(信太)」とは、油揚げを使った料理につけられる名前。大阪府和泉市にある「信太の森」には白狐にまつわる伝説があり、油揚げが狐の好物といわれることに由来して、油揚げを使った料理にその名がついたとされています。
献立の例 和風ポテトサラダ、なめこのみそ汁、ごはん
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年1月30日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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