菜の花と牛肉の混ぜごはん
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
食卓に春を感じさせる混ぜごはんです。しょうゆを加えてごはんを炊き、具材を混ぜるだけと、とても手軽。残りものの白いごはんに混ぜても作れますが、ごはんに味をつけておくことで、具材とごはんの味が、よりなじみます。うすくちしょうゆがなければ、仕上がりの色は少し濃くなりますが、しょうゆ小さじ1に塩少々を加えて代用しましょう。
桜の花の塩漬けは、製菓材料店や茶葉専門店などで売られています。塩蔵されているので、水につけ、適度に塩抜きしてから使います。
材料
【2人分/1人分349kcal】
・米…150g(米用カップ1)
・水…200ml
・うすくちしょうゆ…大さじ1/2
・牛もも肉(薄切り)…50g
・菜の花…1/4束(50g)
・しょうが…小1かけ(5g)
・A[酒・しょうゆ各大さじ1/2、砂糖・みりん各小さじ1]
・桜の花の塩漬け…10個(20g)
作り方
【1】
米はとぎ、分量の水に30分以上つける。うすくちしょうゆを加えてふつうに炊く(浸水・炊飯時間ともに調理時間に含まない)。
【2】
桜の花の塩漬けは、さっと洗って5分ほど水につける。水気をきる。
【3】
菜の花は茎の端を切り落とす。色よくゆでて水にとり、水気をしぼる。しょうゆ小さじ1/4(材料外)をかけ、余分な水分をしぼる。3cm長さに切る。
【4】
しょうがはせん切りにする。牛肉は3~4cm幅に切る。
【5】
鍋にAを合わせ、肉、しょうがを入れ、中火にかける。汁気がなくなるまで煮る。
【6】
①に菜の花、⑤をさっくり混ぜる。器に盛り、桜の花を散らす。
◎メモ 菜の花の扱い
みずみずしく、切り口が新鮮で、黄色い花が咲いていないものを選びましょう。スーパーではテープで束ねて売られていますが、きつく巻かれていれば、はずして保存してください。ポリ袋に入れ、密閉しないで、野菜室に立てておきます。
献立の例 千草焼き、はんぺんと三つ葉のおすいもの
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年3月13日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
・公式サイト https://style.nikkei.com/plus1?n_cid=LMNST004
・公式twitter https://twitter.com/nikkei_plus1
※外部サイトにつながります