きのこの炊きこみごはん
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
秋の味覚、きのこの炊きこみごはん。うま味も香りもたっぷりです。調味料は米の吸水を妨げるので、炊く直前に加えます。また、熱いだしに米をつけると、米粒の周りのでんぷんが糊状になり、こちらも吸水を妨げます。さましてからつけましょう。具材は、炊きこむ前に一度、火にかけます。ひと手間ではありますが、きのこに味がしっかり入ってうま味が引き立ちます。油揚げは、油抜きをしないで使いました。手間を省けるだけでなく、コクが残るので、動物性のたんぱく質を加えなくても、満足感のある食べごたえです。
材料
【2人分/1人分304kcal】
・米…300g(米用カップ2)
・だし…400ml
・A[しょうゆ・酒各大さじ1、塩小さじ1/3]
・油揚げ…1枚
・しいたけ…3個(約50g)
・しめじ・まいたけ…各100g
・B[しょうゆ・酒各小さじ1]
作り方
【1】
米はとぎ、だしに30分以上つける。
【2】
油揚げは長さを4等分して5mm幅の細切りにする。
【3】
しいたけは石づきを除いて薄切りに、しめじは根元を落として3~4cm長さに切る。まいたけは小房に分ける。
【4】
Bは合わせる。
【5】
鍋に[2]、[3]、[4]を入れて弱めの中火にかけ、いって水分をとばす。しんなりしたらとり出す。
【6】
[1]にAと[5]を混ぜ、炊飯器でふつうに炊く。
◎メモ きのこ
低カロリーでかさ増しもできるヘルシー食材、きのこ。おさいふにやさしいのも、うれしいところです。このレシピで使った3種類のきのこは、重さの配分を変えたり、種類を変えたりしても作れます。合計約250gの好みのきのこを組み合わせて。
献立の例 かつおのたたき、三つ葉のすまし汁
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年10月9日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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