豚肉のはちみつレモン炒め
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
毎日しっかり食べることが、体調管理の第一歩。でも、これからの暑い季節は、食欲が落ちたり、キッチンに立つのがおっくうになったりしがち。そんな日は、さっと作れる、さっぱり味の炒めものがおすすめです。味のベースは「はちみつレモン」。レモンの酸味を、はちみつがほどよくやわらげます。炒めもののコツは、短い時間でさっと火を通すこと。余熱でも火が入るので、ちょっと早いかなと思うくらいに火を止めるつもりで。大きく切って存在感を出したトマトも、温まる程度に火が通れば充分です。水っぽい仕上がりにならないよう、洗った野菜の水気をしっかりと切るのも忘れずに。
材料
【2人分/1人分355kcal】
・豚肩ロース肉(薄切り)…200g
・A[酒大さじ1、しょうが小1かけ(5g)]
・ねぎ…1本
・トマト…1個(150g)
・レモン…1個
・B[しょうゆ・はちみつ各大さじ1、レモン汁小さじ1]
・サラダ油…大さじ1/2
作り方
【1】
しょうがはすりおろす。豚肉は大きければ食べやすく切り、Aをもみこむ。
【2】
ねぎは4cm長さ、1cm幅の斜め切りにする。トマトは8等分のくし形に切る。レモンは1/2個を4mm厚さの半月切りにし、残りで果汁小さじ1をとる。Bは合わせる。
【3】
フライパンに油を温め、豚肉とねぎを中火で2~3分炒める。
【4】
肉に火が通ったら、トマト、レモン、Bを加えて全体にからめる。
◎メモ はちみつ
はちみつは、みつばちが集めた花のみつ。みつばち1匹が一生で集められるはちみつの量は、たったのティースプーン1杯分なのだとか! パンに塗るだけでなく、料理の味つけにも活躍します。
献立の例 キャベツときゅうりのおかかあえ、なすとあおさのりのみそ汁、ごはん
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2022年6月11日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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